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Aqoursキャラともし一夏を過ごせたら

原作: ラブライブ! 作者: エミーールにハマーール
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3話


翌日....
 
僕「今日からバイトか....。まあ気張らずやるか。....ラインだ。なになに」
 
果南『千歌からライン教えてもらったよ。久しぶりだね。元気してた?...えへへ、まだ時間あるし良かったら話せないかな?今日はAqoursの練習お休みなんだ。』
 
松浦果南。もう1人のぼくの幼馴染。気の良い子で、ハグが大好きで、親しみやすい女の子だ。そして運動大得意。
 
果南ちゃんが小学校卒業するときには寂しさのあまり千歌と大泣きしてしまったことは今でも覚えている。僕達のお姉さん的な存在だ。
 
僕「『了解。今起きたから1時間後の10時で良いかな?場所はどこにする?』...っと」ポチポチ
 
果南『わかった。君の家にお邪魔しても大丈夫?』
 
僕「『今更遠慮する仲でも無いし、大丈夫だよ。』」
 
果南『ありがとうね。じゃあ1時間後にまた。』
 
....と言ったものの、少し緊張してしまう。なぜなら動画で見た果南ちゃんはとても大人っぽくなってたからだ。
果南ちゃんとはいろいろあってもう1.2年は会ってない。....こんなに会わないだけで女の子は成長するものなのか。怖い....
 
僕「.....とりあえずシャワーでも浴びるか。」
 
少し部屋の片付けをして、10時まであと5分になった。やはり年頃の女の子を家に入れるのは緊張するな....
 
呼び鈴が鳴った。下に降りる
 
僕「久しぶり、果南ちゃん。」
 
扉を開けた瞬間、ふわっと良い香りがした。香水?コロンみたいな匂いにも感じる。
 
果南「久しぶりだね。....少し背伸びた?なーんか大人になっちゃって。」
 
そう言って彼女は微笑む。思わず顔が赤くなる。軽く化粧をした顔。抜群のスタイルに似合うスキニーのジーンズに、白のトップスにカーキのコート。モデルか?と思ってしまうほど似合っている。
いつものポニーテールは解いてそのまま下ろしている。
 
僕「その言葉...そっくりそのまま返すよ。洋服、すごい似合ってる。」
 
果南「そ、そうかな?//....えへへ、鞠莉にお礼言わないとね...」
 
小さく下を向きながら呟く。
 
僕「にしてもラフな格好で良かったのに。」
 
果南「そりゃ男の子の家に行くのに、ラフな格好じゃダメでしょ...ましてや君の家なのに....//」
 
その言葉の真意は少しは汲み取ることができたが、確信することはできなかった。
 
 
僕「とりあえず入って。」
 
部屋に招く。久しぶりだな...と果南ちゃんが呟いた。
 
僕「本当久しぶりだなあ。果南ちゃんが高校入って以来かな?」
 
果南「そうだね。いろいろあったからね....でも、また会えて嬉しいよ。」
 
ニコッと果南ちゃんが笑う。その笑顔は昔の果南ちゃんそのもので安心した。
 
そのままいろいろ話した。今度果南ちゃんのダイビングショップに行く約束も取り付けた。
 
昼の12時になり、後もう数時間で千歌の家に集合なので千歌も呼ぶことにした。
 
LINEで送ると、「もーうっ!なんでもっと早く呼んでくれなかったのぉ!?待ってて!!1分で行くから!!」と怒りのラインを送ってきた。1分とはいかなかったけど、ものの数分で千歌はきた。
 
千歌「果南ちゃーん!!!!」
 
果南「はいはい、ハグしようね。」
 
と、目の前でいちゃいちゃしだす2人を見ながら懐かしさを感じる。
....昔は、俺も2人とハグしてたのにな...と少し、ほんの少しだけ寂しさを感じる。
 
とは言ってもあの2人に抱きつかれるとあんなとこやこんなとこがぶつかってしまいとても冷静ではいられなくなるのでちょうどよかった。
 
果南「.....君もハグしたいの?」ニヤニヤ
 
果南ちゃんがニヤニヤしながら言ってくる。くそう、こんなのイエスと答えられるわけないじゃないか...
 
僕「えぇ!?//俺は良いよ...」
 
千歌「なんでぇ!?君もおいでよ!」
 
僕「良いって良いって!2人でどーぞ。」
 
くそ...千載一遇のチャンスを!!僕ってばほんとメンタル強い!
 
千歌 果南「来ないなら〜....こっちから行くよ!」
 
身の危険を感じベッドに飛び乗り潜る。しかしそんなことは御構い無し....
 
千歌「えーーーーいっ!!!」
 
果南「はぐぅ〜〜!!」
 
 
 
......ここは楽園か。それとも天国か。それともVIPルームか。 良い匂いはするし柔らかいし....しかし不思議と下心は浮かんでこなかった。懐かしさだけが、僕を襲ってきた。
 
果南「この匂い...懐かしい。好きだなあ....」
 
千歌「千歌も...なーんか眠くなっちゃうよねぇ。」
 
2人がうとうとしながら寝そうになっている。俺もこの天国で寝たいな....
 
 
僕「とりあえずお二人さん、その....柔らかいものが当たってるからさ.....離してくれないかな?」
 
2人の顔がみるみる赤くなっていく。言わなきゃよかった....かな。
 
果南千歌「バ....バカーッ!!!!!////」
 
 
布団の上からポカポカ叩かれる。....まあ、こんなのも青春か....とベッドの中で1人思うのだった。
 
しかしそのまま3人とも寝て旅館に着くのがギリギリになってしまうのは、ナイショの話。
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