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始まりは···

原作: その他 (原作:ルームシェア素顔の彼love days) 作者: WMW
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始まりは···93話

紗菜「私では裕介さんのそばにいられないのでしょうか··私··身を引いた方が裕介さん幸せを探せるんじゃ、、」

お祖父さん「お嬢さん、裕介はお嬢さんと幸せになりたいからひっしなんです。」

紗菜「えっ?」

お祖父さん「私の可愛い孫なんですよ。それが昨日困ったような声で電話をしてきた。こんな事になっているなんて情けない限りですが、男として足元固める大事な時です。見守ってやってはくれませんか?」

紗菜「はい。ですが、私のせいで家族が離れたりしないか心配です。あんなに優しい裕介さんです。きっととても大切に明るくそだてていただいてたはずです。」

お祖父さん「ありがとう。あの子は小さい時から絵が好きでとても素直な子です。私に任せなさい。お嬢さんは少々お待ちを。良ければ私のケーキ食べて下さい。私はクリームが苦手で、、」

紗菜「ありがとうございます。」

お祖父さん「裕一、聞いていてあきれたぞ。それでも君は裕介の父親か。」

裕介「じいちゃん」

お祖父さん「裕一、君も長男なら少しは裕介の気持ちも分かるだろう?」

裕一「分かってはいるよ。ただ真実がわからなくて。」

お祖父さん「真実?大切な人の為に涙を流している人がいるのが真実だ。そこの方は裕介の為に涙を流したか?誰かを貶めようとしているだけではないか。」

裕介の母「でも元女子社員Bさんなら裕介とここを継いでくれるって。裕介の好きな人は姿を現しもしないではないですか。」

お祖父さん「来ていただいても私の可愛い孫の愛する人にこんな羞恥は晒せない。それに裕介の恋人さんにはこんなに立派なお兄さん達がいるじゃないか。恋人さんは輪をかけた心配症で、心優しい子だ。今の現状をよくみなさい。」

祐也「元常務には連絡をしておく。今後一切出歩くな!」

お祖父さん「裕一厳しい事を言うが、最近常連さんを見かけないだろう?家族が笑顔で食事する姿をいつみた?それがその人が来てからの現実じゃないか?」

裕介の父「はい。裕介、お前の話もきちんと聞かずに悪かった。愛する人が許してくれたらでいい。ここへ来なさい。」

裕介「はい。それから··」

裕介の父「裕介の人生は裕介が切り開くものだ。美術の先生をしながらゆくゆくは父さんの茶道を継ぎたいと思っているのも知っている。でも好きな人はしっかり守って、応援しなさい。」

裕介「ありがとう」

裕介の母「私は反対です。裕介の人生?結婚して、子供が出来なければ意味ないじゃないですか。」

智也「本当に幸せな人生と言うのはそれだけでしょうか?妹は裕介君が魔法使いのようにキャンバスに絵を描く姿が好きだと言っていました。兄の私からみてもまだまだ不器用ですし、愛されるのも一歩身を引いてしまう所があります。ですが、これからではないですか。まだ歩み始めたばかりです。小さな事から幸せを築き上げるのは意味がないですか?」

裕介の母「そんな物時間が経てば忘れます。考え直しなさい裕介。」

裕介「それは出来ないよ。俺はこれから紗菜と紗菜の大切な家族と俺の家族といい距離でゆっくりでいいから歩んでいきたい。誰も幸せにならないと分かってる道は選ぶ気はないよ。」

元女子社員B「私とならぁ幸せでしょう?だってお店だって継いであげるし、裕介の事石子さんより思ってるし。」

お祖父さん「思っているとゆうなら、辞めろと言われた事はやらない物ですよ。それからあなたの話し方は私がお茶を教えている子供より宜しくない。」

裕介の父「今日限りで元女子社員Bさんには辞めてもらう。」

元常務「すみません。元女子社員Bをひきとりにきました。社長ご無沙汰しています。本当に申し訳ありません。」

元女子社員B「でもぉお母さまならぁ私の味方ですよねー」

元常務「お前はどれだけ泥を塗れば気がすむんだ!」

裕介の母「なら料理対決しさせましょう。それでパーフェクトで勝ったらいいでしょう。一つでも負けていればこの話はなし。元女子社員Bさんには私がつきます。その子は一人で何でも出来るんでしょ?二週間後いいわね!」

元常務「そんな桜庭さんの奥様、今回はこの不出来な姪が起こした事が全て悪いんです。どうか桜庭さんと広瀬さんを応援しては貰えませんか?」

元女子社員B「私がぁ一つでも勝てば裕介と結婚できるんですよねー?ならぁお料理下手だけど、お母さんと頑張ります。」

元常務「いい加減にしなさい。どれだけ迷惑をかけて振り回しているかんからないのか!」

智也「分かりました!対決させればお気がすむのでしょう?二週間後こちらへ来るよう妹に連絡します。その代わり妹がパーフェクトで勝ったならば、裕介君とのこれからに口出しせず応援していただきたい。きっと妹は裕介君の家族が離れてしまうなんて事があったら心を痛めます。宜しいですか?」

裕介の母「それならいいわ。出来るならですが。」

お祖父さん「裕一料理を作ってる際は公平であるように仕切りをつけ、不正のないよう、宏介と修介(←この人も裕介の従弟)に撮影させながら立ち会いさせなさい」

裕一「はい。分かりました。」

お祖父さん「では私は帰るよあとはしっかりやりなさい裕介」





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