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始まりは···

原作: その他 (原作:ルームシェア素顔の彼love days) 作者: WMW
目次

始まりは···57話

アキオ「紗奈ちゃんは私とステップ(アキちゃんの愛車)で会場に」

紗菜「部長は?」

アキオ「お兄ちゃんはランクルで会社に」

紗菜「なんか今の··」

和人「お爺さんは山に芝かりに、」

裕介「お婆さんは川に洗濯にみたい。」

砂原「桃太郎か。」

大輔「椿さん割烹着にあいそう。」

文太「ランクルなら大量に薪もつめる。」

創一「今昔の合体だな。」

砂原「はぁ朝から元気な思考回路だ。大輔、裕介先生途中まで送る。」

裕介「ありがとう」

大輔「ありがとうございます」

砂原「あっ紗菜!そういえば先から部長って言ってるだろ?」

紗菜「もう仕事ですからね。それにへそ曲がりは兄に似たんです。」

砂原「お兄さんとやらの顔がみたいもんだな。」

和人「鏡持ってくるか?」

アキオ「仲がいいのか悪いのか」

和人「同じ戌年生まれ(設定適当です)でもちがうなぁ。」

裕介「でも、和兄も智兄も紗菜も責任感と正義感強いよね。」

文太「もう少し柔らかくてもいいと思うけど。」

創一「頑固がいい仕事してるからなぁ」

大輔「3人は特に怒らせないようにします。」

アキオ「紗奈ちゃんは優しいから大丈夫よ。」

砂原「椿、優しい人はな暴れる犯罪者に回し蹴り入れたりしない」

アキオ「逮捕協力はりっぱよ?現行犯なら問題ないもの。でもケガはしちゃ駄目よ」

紗菜「はーい。アキちゃん優しいなぁ」

和人「仁王像二人には叱られたけどなぁ」

裕介「俺、仁王像じゃないし。アキちゃん紗菜甘やかさないでよ。とんでもない無茶ばっかりするんだから。」

アキオ「ならさっさと結婚して紗奈ちゃんをしっかりつかまえなさいなぁ。」

紗菜「それはまだ駄目。きちんと相応しい人にならないと私なんかじゃ··」

砂原「なんかじゃ何だ?」

紗菜「行ってきます。」

砂原「こら、紗菜!」

和人「智也!朝からそう怒るなシワよるぞ」

アキオ「行ってくるわねー。お世話になりました。」

二人さっさと出勤。


砂原「たくっアイツらと来たら。」

裕介「まだ駄目か··紗菜を縛る物なんだろうな··」

砂原「ほら行くぞ。大輔も用意できてるか?」

大輔「はい。」

裕介の頭をぽんぽんとする。

文太「キヨいくよー。」

創一「あっ文太、今日電車か?」

文太「うん。」

創一「お前結構目立つんだよな」

和人「ここん家のメンバー殆んど(イケメンで)目立つから心配するな。」

文太「行ってきます」

創一「俺も。それじゃ。」

砂原のランクル

砂原「裕介、やっぱり気にしてるか?」

裕介「うん。ちょっとね。紗菜の根本にある見えない不安ってさぁもしかして智兄もあったりする?」

砂原「そうかもしれないな。自分で自分を許すのは時間がかかる。」

裕介「そっか。」

大輔「あの··俺は勿体ないと思います。俺が言うのは生意気ですが、距離はあるけど、二人見てていい兄妹だなって思うし、どことなく、不器用にお互い心配しあってて、、でもあったかいなって。」

砂原「ありがとう。8年たってやっとだ。お兄ちゃんとは呼ばれていたが、他人行儀だし、まだ手探りなんだ。裕介やみんなの方が距離を縮める方法をしっていそうだ。」

裕介「俺はまだ片想いかな。」

大輔「それセナさんもなんだと思います。」

砂原「不安になるか?ごめんな。」

裕介「大丈夫だよ。俺が惚れてるんだから」

砂原「いい奴に惚れてもらえて嬉しいよ。」

大輔「二人ともかっこいいな。俺も二人みたいなお兄さんにならなきゃな。」

裕介「俺はお兄ちゃんとしては参考になんないよ。」

砂原「コンビニでなんか買ってやる行くぞ」

コンビニで買い物をして、砂原は会社裕介、大輔は大学に向かった。

夕方会場のお客や会社のおてつだい、女子社員B、も帰ってから。

真琴「紗奈ちゃんお疲れ様ー」

アキオ「明日が最終日ね。」

紗菜「真琴さんとアキちゃんのお陰ですごく勉強になってます。」

鷲尾「明日は夕方お迎えにきますね。それまで会社いるんで。」

真琴「OK。ありがとう剛」

チュッとして抱きつく。

アキオ「あっ紗奈ちゃん明日はお仕事スーツの他にちょっとおめかしなスーツかワンピース持ってくるのよ?」

紗菜「えっ?もう一着持ってくるの?」

真琴「そっ。最終日のお客さまがはけた最後の時間はみんなおしゃれにフィナーレ。それがアキちゃんと私のイベントのおわりかた。」

紗菜「なら頑張って選んできます。」

鷲尾「裕介に買わせろ」

紗菜「だ··駄目ですよ。帰りちらっと見て帰ろ··」

鷲尾「見るだけじゃなくて買え」

アキオ「紗奈ちゃんニューヨークから帰ってからいい買い物した?駄目よ自分にはしっかり投資しなきゃ」

真琴「彼氏かお兄ちゃんか先輩に投資させればいいのよ。紗奈ちゃん可愛いんだから。何なら剛か千尋の財布のヒモゆるめてやりなさい。」

鷲尾「俺は真琴さんにしか緩みません。」

アキオ「私が緩めようか?」

紗菜「私のは私が買うから大丈夫。皆心臓に悪いです。」

真琴「遠慮深いわねー」

千尋「真琴が悪魔的なんだよ。まったく片付け全部押し付けて。」

真琴「あら?プロのヴァイオリン触れるなんて滅多にないわよ?」

紗菜「アキちゃん私、またちょっとバッジ探してくるね」

アキオ「うん。分かったわ」

千尋「どこ探すんだ?一緒に行く」

紗菜「大丈夫です。私の大事なお預かりものなので。」

千尋「一人よりは二人。剛も手伝え。」

鷲尾「俺も?」

真琴「早く行ってらっしゃい」

アキオ「結構探してるのにどこ行ったのかしら?」







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