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始まりは···

原作: その他 (原作:ルームシェア素顔の彼love days) 作者: WMW
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始まりは···55話

和人「小型爆弾の前に爆発事故がある(砂原にガッツリ叱られる)からじゃないのか?」

アキオ「智也紗奈ちゃんに弱いくせに厳しいのよねー。」

裕介「智也ってアキちゃん凄いね。呼び捨てしちゃってる。」

砂原「広瀬にはちゃんがつくのになぁ。」

和人「ほらまた。」

創一「砂原さんに奥さん達厳しい」

文太「なかなか見られないね」

アキオ「智也ちゃんならいいのかしら?」

和人「アキちゃん甘やかしはいかん。仕事以外は智也でいいんじゃないか?」

砂原「おっ?和人も智也で呼んでくれるのか?」

大輔「多分条件付きですね。」

裕介「智兄が紗菜を広瀬で完全に呼ばなくなったらだね。」

アキオ「紗奈ちゃんの協力も不可欠ね。」

紗菜「ハードルたかいなぁ」

文太「高いハードルの越え方知ってる?わざわざ跳ばなくてもくぐればいいんだよ。陸上以外ならルールはないからね。」

紗菜「ハードルの間につっかい棒が··」

創一「つっかい棒は真ん中回せば縮まるぞ。」

砂原「俺のハードル鉄板はまってる。」

裕介「横に倒したら焼き肉出来るねラッキー」

和人「うん。ナイスファミリーだなお前達」

大輔「セナさん並みに理論攻めできた。」

紗菜「もうお片付けしますよ。お兄ちゃん達」

砂原、アキオ「ごちそうさまでした。」

文太「複数形はいいの?」

アキオ「裕介さん以外はお兄ちゃんでもあってるわ。」

紗菜「私洗って三階シャワー行きます。お二人お先にお風呂行って下さい。」

裕介「アキちゃん後二階と一階にシャワーとお風呂あるよ。」

アキオ「なら私は二階。お兄ちゃん一階どうぞー。」

砂原「はいはい。俺、だいたい毎度一階だ。じゃーな。」

和人「ほらほら着替え準備して行ってこい。」

裕介「紗菜、片付け手伝うよ」

紗菜「少しだからすぐ終わります。休んでて下さい」

創一「清々しい位のスルー」

アキオ「紗奈ちゃん一緒にやりなさいね。お先に。」

大輔「あっ三階シャワー案内します。」

アキオ「ありがとう」

大輔「あれ?和人さーんお兄ちゃん心配そうに耳をダンボにしてます。」

文太「不器用ねー」

和人「アキちゃん口調だな。砂原、さっさといけ。」

砂原「オーライ。」

裕介「紗菜、バッジはみつからなくても気にしなくていいから。一人で無理しながら探したりするんじゃないよ。」

紗菜「でも大事な裕介さんのマーク。おかりしてるのに。」

裕介「あれは元々あとから紗菜に贈ろうと思っていたから。いいんだよ。」

紗菜「私に?」

裕介「今はちょっと照れるから理由は今度教えるね」

紗菜「はい。」

文太「俺、カメラのmy nameバッジ」

創一「俺はタワー。設計士だからな。」

和人「俺は本の形だ」

紗菜「皆さん持っているんですか?」

大輔「◇◇芸術大学卒業した人みんな作ってます。千尋さんはト音記号です。」

紗菜「えっここの皆さん大学一緒だったんですか?」

和人「寄って集まったらそうだったんだ。因みに紗菜のお兄ちゃんは··」

紗菜「砂?」

裕介「砂のバッジなかなかの技術いりそう」

和人「ラットだ。」

文太「ネズミの?」

創一「えっどこから?」

砂原「名前言ってみればわかるぞ。」

紗菜「砂原さん··?」

大輔「智也さん··」

裕介「砂原智也さん」

アキオ「ゆっくり言ってみたらいいわ。」

和人「さはらともや。分かったか?」

紗菜「卒業で頭沸いてしまったんですね。シャワーいってきます。」

文太「あっ自分だけ謎が溶けたら一抜けしてった。」

砂原「俺の頭沸いてるっていったか?」

大輔「分かった!なら俺はなだになりますね。」

砂原「当りだ」

裕介「名前の真ん中とったのね。」

和人「よし頭使ったから寝る前にハーブティ飲もうな。」

と謎なぞに頭悩ませていた皆さんはティータイム。

アキオ「これなんのハーブですか?」

和人「クロモジ。安眠効果があるんだ」

創一「和人さんと千尋さんハーブティを競うように勉強してます。」

和人「千尋がはまるなんてなかなかないからな。」

紗菜「メディカルハーブ。心理学でも使われてます。」

文太「薬よりはいいもんね、自然の力だし。」

砂原「詳しいんじゃないか?」

紗菜「ざっ··雑誌に載ってました。」

アキオ「あらなぁんか怪しいわね」

和人「紗菜もクロモジのハーブティな」

紗菜「ありがとうございます」

裕介「智兄、紗菜はミルクティのイメージだなぁなんてかおしてる。」

創一「どんな顔ですか?」

大輔「三十年前を懐かしむ顔」

紗菜「なら私産まれてないから大丈夫(?)」

砂原「ロイヤルミルクティよく飲んでたな」

文太「色々話がとんだよ?」

アキオ「数年前がちょっと前みたいな感覚なのね。」

和人「ロイヤルミルクティはお前がよく飲んでたからだろう?」

紗菜「お兄ちゃんよくレンジで牛乳爆発させてました。」

砂原「温めてすぐの牛乳に角砂糖いれて噴水にしたのは紗菜だが」

裕介「温めすぎ」

アキオ「やっとお兄ちゃんと紗菜って呼び方が聞けたわ。」

創一「レアケースですよね。」

和人「紗菜から先にお兄ちゃんって言うなんて激レアだな。」

大輔「年のさ兄妹ってこんな感じなんですか?いいなぁ」

文太「朝比奈妹いるでしょ。」

大輔「うるさいだけです。」

アキオ「まぁその家それぞれよね?」

砂原「そうだな」

和人「よし、暖かくして明日に備えてよく寝ろよ。な智也、アキちゃん。」

砂原「智也になった。OK。」

コツン··

砂原「裕介··紗菜紗菜」

砂原が紗菜の腰を支えている

裕介「立ったまま舟こいでる··可愛い。はいだっこ」

和人「気を許してくれた証拠なんだろうな。」

「おやすみなさい。」

紗菜のおねむを切っ掛けにみんな眠りにつきました。
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