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始まりは···

原作: その他 (原作:ルームシェア素顔の彼love days) 作者: WMW
目次

始まりは···48話

オフィス

アキオ「部長、鷲尾君お話がありますので、小会議室に」

砂原「わかった」

鷲尾「はい。」

砂原「なんだトラブルでもあったか?」

アキオ「実は··これが··紗菜ちゃんから今差し入れいただきました。」

鷲尾「椿さん!紛らわしいあービックリした。」

砂原「クレープか懐かしいな。」

アキオ「懐かしい?」

砂原「昔はこうゆうのも食べたさ。」

アキオ「あれ?これってあの抹茶クレープじゃないの?」

鷲尾「えっあっあのクレープ屋の」

砂原「考案者降臨したんだろう」

↑事情知ってる。

アキオ「食べましょう」

鷲尾「あんまり甘ったるくない」

砂原「クリームは杏クリームでさっぱり口がしつこくならないよいに白玉、それからリラックス効果がある抹茶。相変わらず美味いな」

アキオ「部長食べた事あるんですか?」

砂原「まぁたまたまな。」

鷲尾「杏のシロップ漬け美味い」

アキオ「ケンカせずバランスいいわね。」

鷲尾「って事はこれ焼いてた男の子来たんですかね」

砂原「ぶっんんっそうだろうな」

↑紗菜に変装させてバイトにいかせた張本人。

アキオ「あー美味しかったーあと少しこれで頑張れるわ。」

小鳥遊邸

紗菜「ただいま帰りました。」

創一「3時に直帰した奴が一番最後か」

紗菜「あれそうなんですか?すみません」

裕介「こら紗菜どうして遅くなるなら連絡しないの。」

紗菜「すみません。これを買いたくて。夕飯食べたら皆で食べましょう」

裕介「まったく。おかえり。手を洗っておいで」

紗菜の頭ポンポンとする。

キッチン

裕介「和兄紗菜からお土産だって。ご飯食べたら食べましょうって。」

和人「そうか。分かった。後でいただこう。ほら、これ運べ。」

裕介「はいよー。」

紗菜「和人さんごめんなさい。遅くなってしまいました。」

和人「たまにはいいんじゃないか。お土産ありがとな。」

紗菜「はい。」

裕介「たまにも駄目だよ。女の子なんだから。ちゃんと連絡はしなさい」

文太「裕君がママみたい。」

千尋「お兄ちゃんが普段上司何だから仕方ないよな?役割分担だ。」

裕介「俺彼氏なんだけどなぁ。」

大輔「セナさん自覚うすそう。」

和人「そうだな」

紗菜「私ですか?」

創一「よくあります」

和人「よし夕飯だ。」

夜ご飯を食べクレープタイム。

裕介「あーこれ!」

千尋「さっき噂してた」

創一「抹茶クレープだ」

裕介「売ってたの?」

紗菜「売ってましたよ(私が)」

文太「小柄な男の子が焼いてたクレープだよね。」

和人「来てたのか?その子」

文太「俺店長に頼んで写真撮らせて貰った事ある」

紗菜「えっ」

文太「ちょっと取ってくる」

千尋「相変わらず美味しいな。」

裕介「じいちゃんにも食べさせてあげたいんだよね。点てたての抹茶ともあいそうだし。」

文太「これこれ、ちょっと遠くからなんだけどね」

創一「本当に男の子なんだな。」

和人「イメージ的に女の子だと思ったんだが。」

裕介「あれっでもこの写真··んー?んー?」

千尋「この角度君の彼女と似ているが?」

全員「えっ」

千尋「ほらこれよく顔みえるだろう。」

和人「紗菜か?」

紗菜「私です。あははクレープの噂が出たんで焼きに行きました。」

裕介「これ作ってた男の子って紗菜なの?えっおと··」

紗菜「女です。身バレしないように変装するならバイトしていいって部長に言われて··」

和人「お兄ちゃんな。」

紗菜「でも呼び慣れなくて。部長とアキちゃん、鷲尾さんにも差し入れしてきたんです。」

大輔「じゃ季節限定の考案者セナさんだったんすか?」

紗菜「うん。材料色々迷ったけどね。」

裕介「なら言ってくれたら良かったのに。」

紗菜「あの場で言ったら部長に怒られます。」

文太「やっぱり部長になってる。」

創一「杏うまっ」

裕介「また作りに行くなら教えて。じいちゃんと食べたい!」

紗菜「はい。」

裕介「紗菜も一緒にじいちゃん家にいこうね」

紗菜「えっあっえっわた··私ですか?」

千尋「慌てすぎ」

和人「ほらシャワーか風呂いって寝ろよ。俺は昼に入ったからお先にな。」

全員「おやすみなさい。」

大輔「俺、バイトから帰ったら入ります。行ってきます。」

全員「いってらっしゃい。」

創一「俺今日三階」

紗菜「空いた所に二回目いきます。」

千尋「俺二階」

裕介「文ちゃん。」

文太「1階シャワー。」

裕介「なぁんだ一緒にはいらないの?」

文太「天津甘栗にしたいの?」

千尋「紗菜と入ったら?」

紗菜「私他の人とお風呂入った事ありません。」

全員「えっ」

創一「温泉とか、」

文太「銭湯は?」

紗菜「銭湯は見たことありません。温泉は行ったことがありません。」

裕介「そうなんだね。よし、お風呂いって寝るよー。」

紗菜「どこかのシャワー空いたら電話下さい。」

裕介「紗菜先にお風呂行っておいで。俺ちょっと電話しなきゃ。」

紗菜「私長くなりますが」

裕介「大丈夫おれ長電話だから。」

千尋「長距離恋愛中なのか?」

文太「心はちょっと長距離だねーそれじゃぁ」

創一「お先に」

千尋「紗菜いくよ。」

紗菜も「あっはい。ではすみません」

千尋誰に電話するのか察しがついたらしい。



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