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Detective Hitman

原作: 名探偵コナン 作者: 豆太
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第5話『過去』の時間 2時間目

烏丸「ではなぜ、アメリカで暮らすようになったのですか?」

赤井「小さくなった哀は、その薬APTX4869がない中、覚えていることからなんとか解毒剤の試作品をつくることができ、その薬でコナン君は不用意に元の姿に戻り事件の現場に顔を出し事件を解決したりと表舞台に立って、例の黒の組織の目にとまり、周りの大事な人達を危険な目に晒してしまった。このことにより、コナン君は、知り合いのFBIとCIAと公安の力を使い、組織を9割ほどの壊滅まで追い詰め、組織のボスも逮捕した。だが、幹部のジンとウォッカを取り逃したため、まだ安心ができず、なおかつジンたちが組織壊滅の際に研究所を燃やしてしまったことで完璧な解毒剤を作ることができなくなってしまったんだ。」

烏丸「それでは、コナンくんたちは!」

赤井「あぁ、コナンくんと哀は元の姿に戻ることをあきらめ、幼くなってしまった姿のまま生きることを決めた。そして、念のため当時住んでた町を離れて誰も知り合いがいないところに行こうということになり、なら、明美の妹でもある哀のために俺が二人をアメリカに連れて行くことになったんだ。そして、特別養子縁組の手続きをすればこの後の人生が暮らしやすくなるということだったから、手続きを済ませパスポートを作り渡米した、という流れになるかな。以上がすべてだが、何か質問はあるか?」

殺センセー「そういうことでしたか、長々とすみません。では、彼らは見た目は14歳の中学3年生だが、実際は24歳ということでよろしいですか?」

烏丸「24歳!俺と4歳しか違わないじゃないか!」
烏丸は、納得はしたが、顔は信じられないという顔をして驚いている。

赤井「あぁ、実年齢にすると恐ろしいが、あの子たちの会話だけ聞いてると立派な大学生だ。」

殺センセー「ヌルフフフ、それはまた楽しそうですね。」

赤井「この事実、FBI、CIA、日本の公安のほんの一部のものしか知らない。他言はしないようお願いします。7年たったが、まだ例の二人は見つかっていない、解決していないんでな。よろしく頼む。」

殺センセー「そんな重要なことを話ていただき、ありがとうございます。」







その頃、3-Eの教室では、質問タイムで盛り上がっていた。
クラス委員の磯貝君と片岡さんが教団に立ち指揮をとる。


磯貝「では、まず転校生の二人、なんて呼べばいいですか?」

コナン「俺はコナンでいい。後、一応同い年だし、敬語はいらない。」
哀「私も、哀でいいわ。」

渚(・・一応同い年?・・?)
渚は、その一言が引っかかる。
渚がそんなことを思ってるなか、隣の茅野がハイハイハーイ!と元気よく手をあげる。

茅野「二人とも、めちゃくちゃイケメンで美人さんだけど、彼氏、彼女っているの?」
渚「また、茅野はミーハーだね。」
茅野「だって、みんな気になるでしょ?!」

コナン「一応いない、かな。ってか俺はもう、恋はしたくないかな。」
哀「はぁ、まったく、もう忘れなさいよ。・・あ、私もいないは。今は研究してる方が楽しいから。」

渚(また、二人にしかわからない一言だ。)

杉野「好きなスポーツとかはあるのか?」

コナン「俺はサッカーかな。結構上手いぞ!」
哀「私はスポーツはしないわ。」

矢田「二人は趣味とかはあるの?」

コナン「俺は推理小説を読むことかな。あと、俺は探偵を目指していて、FBIの難事件にも、捜査協力とかしていたりする。」

木村「FBIの捜査協力!すげー!!」
木村が目をキラキラさせて反応した。
矢田「木村うるさい。んで、哀ちゃんは?」

哀「私はさっきもいったけど、研究かしらね。7年もずっと1つのことを研究していて、終わりはないわ。後、好きなブランドのカタログとか、ファッション雑誌を読むことかしらね。」

奥田「7年もずっと研究!!」
哀の言葉に、おとなしい奥田さんもおもわず反応する。
中村「7年前って小1じゃん!」

渚「はい!昨日の殺センセーの触手の狙撃だけど、本当にコナン君が撃ったの?」
渚の一言にコナン君の目の色が変わった。

コナン「あぁ、俺が撃った。もともと秀一さんはFBIの凄腕のスナイパーなんだ。その秀一さんから狙撃は教えてもらった。」
哀「ただ、昨日は殺意なく撃ったからたまたま当たったけど、次は99%撃てないわよ。だから、あまり期待しないであげて。」

渚「き、厳しいんだね。一度でもあたったんだから、自信もてばいいのに。」
茅野「そうだよ。みんな二人にとっても期待してるのに。」
二人のその言葉に、クラスのみんなは、うんうん!とうなずく。

コナン「ごめんな。みんな。みんなの期待は嬉しいが、俺たちは事情があって、何かから逃げる生活をしてきた。その何かは今は話せないが、だれかを追い詰めるとか殺すとか、それはみんなと同じレベルだとおもっているんだ。だから、暗殺の授業は、みんなと同じレベルからスタートさせてほしいんだ。ダメか?」

前原「そういうことなら、全然OKだ。だろ?みんな?」

前原の言葉にみんなは、うんうん!とうなずく。
そんな中渚は、ノートに何かを書いている。

渚(コナンくんと哀さん、7年前に何かがあったみたい。コナン君の特技は推理、哀さんの特技は研究。暗殺の実力は自称みんなと同じレベルらしい。とにかく謎が多い2人だ。)

茅野「渚、二人のこと、メモ書けた?」
渚「うん。謎が多いけど、仲良くなれそうだね!」


そのあとはいろいろと質問をしていたが、
キーンコーンカーンコーンのチャイムの音で、質問タイムは終了となった。


     To be continue
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