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Detective Hitman

原作: 名探偵コナン 作者: 豆太
目次

第26話 『殺し屋ロブロ』

イリーナの英語の時間、LとRの発音の授業、



イリーナは、まず木村にマジという意味の「really」を答えさせ、

イリーナ「うん、だめ。LとRの発音がごちゃごちゃよ。いい?LとRの発音は、日本人とは相性が悪いの。私としては、通じはするが違和感あるわ。」

そこでイリーナは、コナンの顔を見て、



イリーナ「Mr.Conan? What would you say “Really” if you were?」(コナン?あなただったら“Really”をなんていうかしら?)

コナン「Irina, are you going to provoke it? Joke. That’s a “Really” story.」(イリーナ、それで挑発してるつもりか?冗談。それこそ“Really”な話だぜ。)



そして、またみんなを見て、

イリーナ「そうこんな風に、LとRを使いわける。相性が悪いものは逃げずに克服する。これから先、発音は常にチェックしてるから。LとRを間違えたら、公開ディープキスの刑よ。」

みんなの顔が、青白くなる。









そして、放課後、みんなそれぞれ帰っていくなか、コナンと哀だけが残っていた。

コナンは、休み時間も授業中も気になっていた殺気が気になり、哀を教室にまたせ、イリーナたちがいる職員室まで歩いていると、

イリーナが、首を絞めつけられつるされているのが目に入る。



?「Classi divertenti per bambini, Era come guardare un conte comedian」(子供相手に楽しく授業、まるで、コメディアンのコントを見てるようだった。)



イリーナ「・・・!Insegnante!」(・・・!先生!)



コナン(イタリア語?)



烏丸「What are you doing! It’s not a technique for a woman.」(何をしている!女にかける技じゃないだろう)

烏丸は、イリーナを下におろせというジェスチャー付きでいう。

?「・・・Non ti preoccupare. Ti ho insegnato come proteggerti dai fili.」(・・・心配ない。ワイヤーに対する防御くらいは教えてある。)

それを言い終わるくらいには、もう、イリーナは、自分でワイヤーを切っていた。

烏丸「Who are you? At least it is saved if is English,」(何者だ?せめて英語だと助かるのだが、)



そこで初めて烏丸を見て日本語で話だす。

?「これは失礼。大丈夫だ。別に怪しいものではない。イリーナ・イェラ・ビッチをこの国の政府に斡旋した者・・といえばお分かりだろうか。」



コナン(おい、マジかよ。斡旋した者って、ことは、“殺し屋ロブロ”じゃねーかよ。イリーナみたいな殺し屋を育てて仕事を斡旋して財なしてるっていう。現役じゃないから、なかなか姿を拝むことできないっていうのにこんなところで会えるとは。)



ロブロ「例の殺センセーとやらはどこだ?」

烏丸「上海まで、杏仁豆腐を食べに出た。30分前に出たから、もうじき戻るだろう。」

ロブロ「聞いてた通りの、怪物のようだな。来てよかった、答えがでたよ。イリーナ、今日限りで撤収だ。この仕事はお前には無理だ。お前は正体を隠した暗殺なら比類ない。だが、一度素性が割れてしまえば一山いくらのレベルの殺し屋だ。」

イリーナ「必ずやれます!先生!私の力なら・・」

イリーナがそういうと、素早い動きで、間合いを詰め、イリーナの動きを止めた。



コナン(速い!)



ロブロ「相性の良しあしは誰にでもある。こここそがお前にとって、LとRじゃないのか?」



ロブロがそういうと、いきなり、

殺センセー「半分正しく、半分は違いますねぇ。」

殺センセーは、顔を半分×、半分丸にして、イリーナとロブロの顔をもって引き離す。

烏丸「何しに来た、ウルトラクイズ!」

殺センセー「ひどい呼び方ですねぇ、いい加減殺センセーと呼んでください。」



コナン(烏丸先生、まだ殺センセーって呼んでなかったんだ。)



ロブロ「お前が!」

殺センセー「確かに、彼女は暗殺者としてはおそるるに足りません。ですが、彼女のような暗殺者こそ、この教室に適任です。殺し比べてみればわかりますよ?どちらが優れた暗殺者か、二人の勝負です。ルールは簡単、烏丸先生を先に殺した方が勝ち!」

烏丸「おい、待て!なんで俺が犠牲者にされるんだ。」

殺センセー「私じゃだーれも殺せないじゃないですか。期間は明日一日。」

殺センセーはそういうと、対殺センセー用のナイフを二人にわたした。

ロブロ「なるほど、要するに、模擬暗殺いうことか、面白い。」

殺センセー「・・とその前に、そこに隠れているコナンくん、出てきてください。」



コナンは殺センセーにそう呼ばれ、

コナン「やっぱりな、別に隠れてたわけじゃないんだが、出るタイミングがわからなくて、あははは。」

コナンは照れ臭そうにのこのこと姿を現すと、一瞬で姿を消し、ロブロの間合いを詰めて対殺センセー用ナイフで攻撃しようとしたコナン。

ロブロ「!・・っ、やるじゃねーか、ガキ。って、ガキじゃねーんだったな。」

コナンのナイフは、寸前のところでロブロ自身によって止められた。

コナン「さすが、殺し屋ロブロの名は伊達じゃないね。ってか、俺のこと、どこで効いたの?」

ロブロ「FBIの赤井秀一、ここにくる前にFBIによったもんでな。だが、それだけじゃない、イリーナの初めての相手だからな、忘れるわけないだろ。」

イリーナ「ちょっと、先生!」

イリーナは顔を赤くしていう。

ロブロ「はは、まぁいい、じゃあな。」



ロブロはそういうと、校舎を後にした。

そして、コナンも、

コナン「じゃ、俺も、なんか、面白いの見れたから、帰ります。教室に哀待たせてるし、じゃあ、さようなら、先生達。」



教室に戻ると哀が青白い顔で震えていた。

コナン「やっぱり。殺し屋の殺気に充てられてるし・・だから、先帰っていいっていったのに。」

哀「これくらい・・大丈夫よ!ほら、帰るわよ!」



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