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Detective Hitman

原作: 名探偵コナン 作者: 豆太
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第22話『修学旅行』 五時間目

コナンが近づいたところで、平次が話だした。

平次「お前はほんまに、事件が解決したんなら、連絡くらいせえっちゅうに。」

コナン「おう、すまんな。お前の方から連絡来るかとおもって、ちょっと待ってた。」

平次「もう、あれから7年やで、みんなに何も言わずにどっかに消えやがって、なんでかみんな俺に聞いてくるし、ほんまに、言わなくてええんか?」

コナン「あぁ、こればっかりは、ここだけの秘密でお願いするよ。今の姿みたら、あいつ、ぜってー泣くだろ?」

平次「はは、そやね。完璧に新一君の姿になっとるもんな。あのねーちゃんは混乱するやろね。」

コナン「あぁ、だからあの時はいきなり姿を消すくらいがちょうどよかったんだよ。あのままあそこにいても、元の姿には完璧に戻れないのがわかってたし、あのまま成長して、この姿をあいつがみたら、ほんとに混乱するにきまってる。それに、いつまたジンとウォッカが現れるかわかんねーのに、あんな大事な奴らをあれ以上巻き込むなんて、俺にはできなかったんだ。」



平次「っふ、お前らしいといえばお前らしい選択やな。でも、俺くらいには、もうちょっとはやくに連絡くれてもよかったんとちゃう?」

と、平次はそういうと、コナンの立っている壁の横に手をついて、ちょっとした壁ドンみたいな体制になった。

コナン「っふ、平次、お前すぐ顔にでるだろ?それなのによくいうぜ。ほんとは一生連絡する気はなかったんだよ。もう一生、日本に帰ることはないだろうって思ってたんだ。帰らないと思ってるのに、ばれる可能性があるお前にわざわざ連絡なんてしないって。」

コナンは、そんな平次の体制に気にもせず、腕を組みそういった。

平次「じゃ、なんで今回連絡くれたんや?おれに会いたかったんとちゃうんか?」

平次がそういうと、鼻でっフって笑って、平次の首に腕をまわして、話しだした。

コナン「この件に関しては、ほんとに助かったよ。でもま、頭のいい子たちだったから、連絡しなくてもなんとかなったのかもな。・・・ってかなんか、BL・・みたいになってるけど?」

ここではじめて、平次の体制に自分ものって聞いてみた。



平次「やっと突っ込んでくれたんかい。ってか自分もノリノリやんけ。ええんか?そんな風に腕からませて、誘っとんのかと思って、間違えてキスしちゃうで?」

コナン「っふ、見てわかんねぇのか?誘ってんだよ。」

平次「っは!いってくれんね。じゃ、遠慮なく。」



平次はそういうと、コナンに顔を近づけ、

Chuという音をたて口づけをし、そのまま舌で歯列をなぞり口の中に割って入り、上あご下あごを舌で刺激し、口の中を犯していく。

コナン「ぅん、ん、ぁ・・。」

コナンも、負けじと自分の舌を平次の舌と絡ませる。

コナン「んん、ん、ぁ・・。」

ぴちゃ、くちゃと卑猥な音をたてながらお互いの口を犯し、これから、というところで、お互いの携帯がなりだした。



コナン「ん、んあ、・・・・はい?」

哀「お取込み中ごめんなさい?そろそろ戻ってきたほうがいいわよ?」

コナン「ぁ、そうか。おう、わかった。」

コナンがそういい電話を切ると、平次の方も呼び出しの電話だったみたいで、すぐに電話を切った。

コナン「お前も呼び出しか?」

平次「あぁ、署に戻らないといけなくなった。」

コナン「おう、じゃ・・またな。」





コナンはそういうと、宿舎の方に後ろを振り返ることなく歩いていった。

平次はそんなコナンに、無言で手を振る。

平次「ほんと、つれないのう。」

そんな平次の小さなつぶやきが、聞こえたのか聞こえなかったのか、コナンは宿舎にはいる寸前で、後ろ手で小さく手を振り、宿舎に入っていった。









宿舎に戻ると、玄関に哀がニヤニヤしながら立っていた。

コナン「すっげーイラってするな、その顔。」

哀「だから言ったじゃない。あんたたちの関係はBLって。」

コナン「まぁ、7年前からそんな感じはあったけどな。だけど、ほんとにキス的な展開になるとか、普通思わねーだろ。今だって、あいつが誘ってこなかったら、何もなかったと思うし。」

哀「でもま、いいものが撮れて、私は満足よ。待ち受けにしてもいいかしら?」



哀はそういい、スマホの画面を見せた。その画面には、コナンと平次が濃厚なキスをしている写真が表示されていた。



コナン「バっ!お、まえ、ふざけんな!」

コナンはとっさに哀のスマホを奪おうとしたが、黄色いタコによりそれはかなわなかった。

コナン「!あ!・・・はぁ。」

その黄色いタコにより、コナンは諦めのため息をはいた。



そしてその黄色いタコは、哀のスマホの画面を見て、驚いた声をあげた。

殺センセー「にゅや!コナン君、これはいったい!さっきまで姿が見えないと思ったら、こんなふしだらな!ってか、この方はいったい?!」

コナン「殺センセー、うるさい。昔なじみの探偵仲間ってとこかな。今は大阪府警の刑事さんで、今回のトラブルで連絡したら、会いに来てくれたんだよ。」

殺センセー「では、元々そういう関係だったのですか?」

哀「そんなわけないでしょ。当時は7歳の小さい体よ!それぞれの思い人もいたし、探偵として、いいライバル関係って感じだったわよ。」

殺センセー「では、なぜこんな?」

コナン「なんでだろうな?自分でもわかんねーや。」



To be continue
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