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零と秀

原作: 名探偵コナン 作者: みゃお
目次

零と秀27

(これは名探偵コナンに出てくる、公安降谷零とFBI赤井秀一のラブストリーです。男の子同士のお話しが苦手な方はごめんなさい。)

阿笠邸

ピンポーン

灰原(インターホンにでる)「はい?」

沖矢「あのご無沙汰しております。沖矢です。」

灰原「今カギを開けるからまって。(小声バタバタと)ちょっと着替え全部持って地下に行きなさいはやく。」

コナン「やべー」

とバタバタ地下へ。

追跡メガネで新出先生に仕掛けた盗聴器の内容を聞いている。

コナン「(んっ?なんだ?なんか違和感が・・)」

玄関(コナンと新一の靴は裏口の棚に入れてあるからOK)

コナン「(男なのに女みたいな生活音がするな。)」

とカギを開けた。

沖矢「慌てさせてすみません。」

灰原「どうして沖矢スタイルなの?」

沖矢「煮込み料理を作るのに変装しました。」

(ピッ)

赤井「元気にしていたか?」

灰原「みての通りよ。お隣には最強な皆さんがいるし、博士も元気よ。」

赤井「ボウヤはどうしている?」

灰原「ええ。あい変わらず元気よ。何日間か友達の家に泊まってるみたいだけど。」

赤井「ほぅ」

赤井、灰原の目線まで屈んで膝をつく。

赤井「それをもう一度この目線でいえるか?」

灰原「どうしたの?」

赤井「探偵事務所で降谷君も、蘭君から同じように言われたそうだ。だが今回の話しだと明確さは感じない。何を隠している?」

地下階段

コナン「(赤井さんの訊問ヤバいな。出るかそれとも・・)」

盗聴器も気になってしかたない。だけど、、

灰原「何も隠してないわよ。」

コナン、新一の姿に戻り着替えをした。

新一「(赤井さんに隠すのは無理だよな)」

新一「・・赤井さん」

灰原「どうして出てきたの?」

新一「赤井さんには隠せそうにない。ありがとな灰原。暫く博士のそばか俺の家にいてくれないか?」

灰原「だけど、、」

新一「俺だけでいい。俺が言い出した事だから」

赤井「話を聞こう。志保、博士の所でも工藤邸でもどちらでもいいほうに行きなさい。」

灰原「いや」

赤井「そんなに聞き分けのない子だったか?」

新一「大丈夫だから、なっ?」

灰原「ならっンクッ・・工藤君の家にいる」

赤井さん怖すぎて泣き出した。

新一「泣くなよ。灰原きちんと話しするから。」

灰原「うん。」

赤井「その前に隠しだでした罰だ。」

新一「まった赤井さん!叱られるのも罰受けなきゃならないのも全部俺だから。灰原叱らないで下さい。」

赤井「いいだろう。早く行け」

工藤邸

ピンポーン

有希子「あら哀ちゃんが泣いてる?」

降谷「赤井さん相当なんだ」

優作「まぁ新一の自業自得だ。叱られればいいさ。哀ちゃん僕が抱っこしよう。」

灰原「秀・・ヒックいち・さんゲホッ怖い。」

優作「大丈夫。すぐ優しい秀一君に戻るよ。リビングのソファーで零君とホットミルク飲みなさい。」

有希子「私と、零ちゃん、哀ちゃんでいるから優ちゃん阿笠さんの家に行ってきたら?」

降谷「多分入れないと思います。」

優作「僕からはまた別に叱るよ。」

灰原「あまり叱らないで」

有希子「そんなに秀ちゃん怖かったの?」

灰原「(こくん)」とだけ頷いた。

優作「二人のケア役もするから大丈夫だよ。」

有希子「哀ちゃん今日は私と寝ましょ。明日には何とかなってるわよ。」

灰原安心したのかウトウトとまだ少し寝るには早い時間から船を漕いでいる。

降谷「秀一さんのお叱りモードよっぽど怖かったんでしょうね」

有希子「部屋に行くわね、お休み。」

優作「時にきちんと言ってくれる人も大切だよ。僕はフォローモードに入らないとね。あまり叱っちゃダメだと言われてしまったからね。」

降谷「秀一さんと新一君お願いします。」

と工藤邸は役割分担されていた。

阿笠邸

地下室。まぁ地下なのでドアを閉めると中の声なんか聞こえない。

新一「赤井さん・・すみません。」

赤井「何故勝手な事をした?」

新一「陰で動いているのが組織の様な気がして」

赤井「組織なら、新一お前のその姿は掴まれているんだぞ?」

新一「分かってます。でも、手掛かりつかみたくて」

赤井「高校生に何とか出来る話じゃない。」

新一「だけど、俺だって」

赤井「探偵だと言いたいのか?」

新一「いえ・・自分の力で組織の情報なら手に入れたい。」

赤井「この件を含めて警察関係が世界的に動いている。後はこちらの仕事だ。危険な真似するな。」

新一「はい。」

赤井「明日の最終テストを受けたら、コナンに戻れ。それから、新一立ちなさい」

新一「ぇ?」

赤井が立つと同時に新一も腕を取られ立たされた。その腕は反転し背中に回され固定。

新一「赤井さん・・?」

赤井「舌を噛まないようにしろ」

新一は思わず唾を飲み込んだ。
何が起こっているのかは分からないが、
自分は今目の前にいる人を相当に怒らせてしまっている。それだけは慌てている中でも理解できた。

新一「あの・・」

赤井「舌を噛まない様にしていろと言ったはずだ。」

この空気には逆らえそうになかった。悔しかったが言われた通りにせざるを得ない。
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