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ないしょの恋人

ジャンル: 現実世界(恋愛) 作者: 護堂アオイ
目次

第13話「流香と勇介・2」


 ジュニア・ヌードモデルの撮影現場を見学した真理(まり)は考えていた。
 ファッションモデルという将来の夢の近道。ファッションモデルになるのは、簡単なことではない。
 だが、近道がある。近道はあるが……。
「男の人の前で裸になる、かあ……」
 アンジュというジュニア・ヌードモデルは平気で大人の男の前で脱いでいた。少しも恥ずかしがることなくだ。
 パソコンのモニターには、『参考書』として流香(るか)から渡された映像ディスクの映像が流れている。
 白いパンティ1枚きりという姿の流香……ルカが音楽に合わせて踊っていた。
 ルカは笑顔だ。撮影スタッフ……大勢の男がいるというのに、恥ずかしがることなく、自然な笑みを浮かべている。
 アンジュもそうだった。浮かべている笑みは自然なものであった。
 真理は大人の男の前でパンティ1枚きりになった自分を想像してみる。ただの想像だというのに、それでも恥ずかしさを感じた。笑みを浮かべることなどできない。
 モニターの中では、ルカがパンティを脱いで全裸になっていた。ルカは平然としている。
 ルカはステップを踏みながら半ターンし、後ろを向く。ズームインし、プリンッとしたお尻のアップとなった。
 右に左に振られるルカのお尻。
 真理は自分のお尻を撮られるところを想像し、恥ずかしさで顔を赤くさせていた。
 どうしようか考え、真理はもう一度、撮影現場を見学してみようと思った。
 それからどうするかを決める……遅くはないはず。
 映像をストップさせ、真理はスマートフォンを手に取る。そして、翔子(しょうこ)に連絡を入れた。

 閉園された遊園地。そこでルカが出演する作品の撮影が行われていた。
 イメージビデオの撮影である。
 動かない観覧車の前に立つルカは上半身裸で、乳首がツンッと目立っているだけの膨らみない胸を露わにしていた。
 身に着けているのは、ハーフパンツとスニーカーだけだ。
 監督である亮一(りょういち)は、そんな格好のルカに指示を出す。ルカは彼の指示に従い、さまざまなポーズをとっていった。
 亮一はハーフパンツを脱ぐように告げる。
 ルカはハーフパンツのベルトとホックを外し、ファスナーを下げた。ハーフパンツの股間の部分がVの字に開く。
 そこから覗くパンティは、白とピンクのボーダー柄であった。
 ハーフパンツの両端を掴み、ゆっくりと脱いでいくルカ。
 ルカはボーダー柄のパンティとスニーカーだけという格好になる。そしてまた、さまざまなポーズをとっていく。
 亮一はパンティも脱ぐように言う。
 ルカはパンティの両端に指を引っかけると、少しのためらいも見せず、スルリと脱いだ。
 カメラマンの1人は露わになった無毛の股間をアップで撮る。
 ルカは亮一の指示で脚を広げると、人差し指を伸ばした両手を股間へと伸ばしていく。
 そして、両手の人差し指を使って股間のスリットを左右に広げた。綺麗なピンク色の秘洞が、むき出しとなる。
 だがルカの顔には、恥ずかしがっている表情は浮かんでいない。浮かんでいるのは笑み。
 それも、自然な笑みであった。
 そんな笑みを浮かべて、ルカは広げた股間を突き出して強調する。
 スリットを何度か閉じたり開いたりをさせた後、後ろを向いてプリンッとしたお尻を突き出した。
 肩越しに笑みを浮かべた顔を見せ、ルカはお尻を両手で掴み、グイッと左右に広げる。
 キュッとシワが寄っている小さな穴が晒された。
 ソコにカメラが向いたり、亮一たちの視線が向くのを意識しても、やはりルカは少しも恥ずかしがらない。
(ほんと、慣れって怖いなあ)
 そんなことを思いながら、ルカはお尻を閉じたり広げたりを何度か繰り返していた。

 休憩時間となり、亮一はマネージャーである翔子に真理のことを聞いた。
「あの真理って子、どんな感じですか? 僕としては、ぜひジュニア・ヌードモデルとしてデビューしてほしいと思いますよ。あの子には『光るもの』がある」
「城戸(きど)さんの気持ちも分かりますけど、あの子はまだ悩み中のようですよ」
 翔子の答えを聞くと亮一は「そうですか」と残念そうな表情を浮かべる。
「もったいないな」
 ジュニア・ヌードモデルの世界では人気の高い美少女であるルカ。真理がジュニア・ヌードモデルとしてデビューしたら、すぐにルカと肩を並べる人気者となることだろう。
 それだけに、亮一としては真理がジュニア・ヌードモデルとしてデビューしないのはもったいないと感じた。

 その日、アンジュ……杏樹は事務所を訪れていた。社長の五代に呼ばれたためだ。
 杏樹はなんだろうと思った。
 五代社長の話は、杏樹に『凌辱モノ』に出ないか、というものだった。
 なんでも客からアンジュの『凌辱モノ』を見たいというリクエストが多く届いているらしい。
 杏樹の両親は仕事の関係で海外にいる。
 まずは、その両親に話をしてみると杏樹は応える。
 ただ杏樹としては、出てもいいかな、と思っていた。リクエストが多く届いているのなら、それに応えるのもジュニア・ヌードモデルとしての仕事……そう思った。

◇◇◇

 ルカとしての仕事を終えた流香は、シャワーを浴びて仕事の汗を流した。
 タンクトップと短パンを着てバスルームから出て、リビングに向かう。リビングでは勇介がソファに座ってテレビを見ていた。
 テレビに映っているのは、ルカだ。大きな窓がある部屋の中で、全裸のルカが踊っている。『踊りモノ』の映像ディスクだ。
 勇介は視線をテレビから流香に移す。
「映像で見るのをいいけれど……」
 タンクトップと短パンという姿の流香に、遠慮なくジロジロと視線を向けて勇介は言う。
「やっぱり、ナマで見る方が流香は可愛いね」
 流香は勇介に笑顔を見せ、
「ありがとう」
 と返した。
 そしてジュースでも飲もうと思い、ダイニングに向かって足を運ぶ。
 勇介が座っているソファの近くを通りかかったとき、彼は立ち上がり、流香の手首を掴んだ。
「あっ……」
 そのまま彼の方に引っ張られる流香。
 勇介は流香を抱きしめ、唇を重ねてきた。
「んっ……」
 重なり合った唇のかすかな隙間から、流香の声が小さく漏れ出る。
 勇介は流香に万歳のポーズをとらせたかと思うと、タンクトップを脱がした。
 流香はタンクトップの下に何も身に着けておらず、上半身はすぐに裸になる。勇介の手は、そのまま短パンも脱がしていた。
 短パンの下に穿いているのは、赤いリボンで飾られた白いパンティだ。
 流香をパンティ1枚だけという格好にさせた勇介は、その場に膝をつく。そして、パンティのウェスト部分を掴み、一気に膝まで下げた。
 流香はされるがままだ。
 勇介の視界に、無毛の股間が入り込んでくる。
 彼女の両脚を抱き、勇介は無毛の股間に顔をうずめた。舌を伸ばし、流香の少女の証しであるスリットに這わせる。
「ああ……」
 股間から快感が広がってきて、流香は甘い声を口からこぼす。
 彼女のそんな声に、勇介がスリットに舌を這わせる音が混ざり、リビングに響く。
 勇介の舌が這う流香の股間は、すぐに彼の唾液で濡れていった。
 何度も彼の舌が這い、快感を得ているうちに、唾液以外のものでも流香の股間は濡れていく。
 快感によって溢れるようになった少女の淫らな蜜……それが、勇介の唾液に混ざって流香の股間を濡らしていった。
 勇介の舌が、流香の蜜をすくい取るように動く。
 彼には、流香の少女の蜜の味が甘く感じられた。それをもっと味わうかのように、舌の動きを大きくさせる。
「あふっ! あっ、あっ!」
 すると、流香の内側を疾走する快感も強まった。
 勇介の舌が這うたびに、流香は肩を跳ねさせて喘ぐ。
 流香の喘ぎ声を聞いていると、勇介は彼女にもっと快感を与えたくなる。
 舌の動きをさらに大きくさせ、強くさせ、そして片方の手を彼女の乳首がツンッと目立っているだけで膨らみのない胸へと伸ばしていった。
 手のひらが流香の胸を撫で回す。
「あんっ!」
 股間だけではなく胸からも快感が広がってきて、流香は響かせる声の中にある甘い色を濃くさせる。
 勇介は手のひらで膨らみのない胸を撫で、指先で愛らしい乳首をくすぐった。
「あっ、あっ! あふっ! あんっ!」
 愛撫される股間と胸から広がる快感で、流香の全身の肌はほんのりと赤く染まっていく。
 舌と手のひらの愛撫を受けるたびに、流香の中の快感はどんどん大きくなる。
 股間のスリットに這う勇介の舌の動きは速くなり、胸を撫でる手のひらの動きも速くなっていた。
「ああ……あっ、あふっ! あっ、ああっ……あっ!」
 流香が大きな快感を得ているのを表すかのように、股間を濡らす少女の蜜の量が増える。
 彼女の股間は勇介の唾液と自身がこぼす淫蜜で、ベトベトであった。
 勇介が舌全体を使って股間のスリットを舐め上げた瞬間、
「あふんっ! ああっ!」
 流香の中で大きくなっていた快感が破裂した。
 スリットから噴き出す淫蜜。それは勇介の顔を濡らす。
 体の内側で快感が破裂した流香は脱力し、その場に座り込んでしまう。全身の肌を真っ赤に染めて荒く呼吸をしている彼女を見つめながら、勇介は立ち上がる。
 そして、ズボンと下着を下げた。
 流香の視界に、そそり立っている勇介の少年の証しが飛び込んでくる。
 彼は流香の頭に手を置くと、股間へと導いた。ソレを熱い視線で見つめる流香は、ピンク色の舌を伸ばす。
 そのまま流香は少しもためらうことなく、伸ばした舌を勇介の肉棒に這わせた。
 肉棒の裏側を、側面を、流香は舐める。先端にチロチロと舌を踊らせたかと思うと、先端から根元へ、根元から先端へと舌を這わせる。
 流香のピンク色の舌で少年の証しを愛撫され、勇介は熱い吐息をこぼす。
 何度か舌を往復させた後、流香は唇をいきり立っているモノの下……肉の袋へと向けた。
 チュッ、チュッと音を立てて肉袋にキスをする流香。それから、唇を肉袋に吸い付ける。
 ねっとりと肉袋に這う流香の唇。這わせた後には、袋の中を確かめるかのように、唇で挟んだ。
 そのまま、肉袋のシワに舌を這わせる流香。
 肉棒を愛撫されるのとは違う快感が袋から走ってきて、勇介は背中を震わせる。
 流香は舌で肉袋を愛撫しながら、右手でいきり立っているモノを握り、しごいた。
 ときには速く、ときにはゆっくりと……動きに変化を付け、握った肉棒をしごく流香の右手。
 竿と袋、2つの場所から走ってくる快感に、勇介は満足そうな吐息を漏らす。
 流香の唇と手で、勇介はどれほど愛撫を受けたことだろうか。肉棒は、今にも弾けそうになっていた。
 流香の手が肉棒を強く握り、根元から先端へとしごく。舌全体を使って肉袋を舐める。
 その直後、勇介のモノは流香の手の中で弾けた。
「わぷっ!」
 弾けて、白濁した体液を放つ肉棒。それは流香の顔に降りかかる。
 顔を白く汚された流香の鼻孔に、強い匂いが漂ってきた。その匂いを嗅ぐ流香の顔には、どこか恍惚としたような表情が浮かんだ。
 白濁液を放った勇介だが、股間のモノはまだ力を失っていない。そそり立ったままである。
「流香、四つんばいになってよ」
 耳元でささやく勇介。流香は彼に背を向け、そして四つんばいの姿勢をとった。
 肩越しに妖しげな表情を浮かべた顔を勇介に見せて、流香はお尻を高く持ち上げる。
 勇介を誘うように、小さく左右に振られる流香のお尻。彼は両手を伸ばし、流香のプリンッとしたお尻を掴んだ。
 いきり立っているモノの狙いを定め、腰を突き出す。
 ソレは淫裂を左右に割り広げ、綺麗なピンク色の秘洞へと埋没する。
「ああぁっ!」
 快感の混ざった衝撃が走ってきて、四つんばいの姿勢をとっている流香は声を響かせながら首を反らした。
 埋まってきた勇介の肉棒を締めつけてくる流香の秘洞。淫蜜で熱く濡れている秘洞の締めつけをしばらくの間、楽しんでから、勇介は腰を動かしはじめる。
「あくぅっ! あふうっ!」
 肉棒が秘洞をえぐる音、流香の甘い喘ぎ声……それらが混ざってリビングに響いた。
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