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真っ白なパンツスーツを着た嫁は一家の癒し

ジャンル: 現実世界(恋愛) 作者: rodann
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パンツスーツ嫁、第1回の本格的動画配信

そして迎えた動画配信の日…

私は朝ご飯を食べ最終準備を終える。

何度も事前のシミュレーションを行ったから、動画の配信方法は何も問題は無いはず…。
後は時間が来るのを待つだけ…。

カチ…カチ…

部屋にある置時計の時刻を何度も確認する。
配信開始時刻は10:00
今、9:57だから後3分…上手く行くと良いなぁ…。

潤「あー…緊張する…。」

そして…迎えた10:00
私は生配信を開始する。

潤「どうもー! モデルの黒沼潤です! 今日は本格的に自己紹介の時に話した配信内容のどちらかをやっていこうと思います。」

第1回のこの配信で私がやるのは…。

潤「今回は…私の趣味でもあるゲーム配信から始めて参りまーす! 皆さん、どうか宜しくお願いしまーす!」

やはり趣味であるゲームからやっていこうと思う。
まずは交流を深める為に、注目しやすそうなゲームからやれば順調に行くと思う、多分…。

やるゲームのジャンルもオンラインでフレンド登録が可能なタイプのものだ。

潤「では早速行きまーす!」

そして遂にゲームプレイ、さあ見てくれる人はどんな反応するのか…ちょっと緊張する…。

今回やるゲームは…貴之君と一緒にプレイした、あのオンラインゲームだ。
転生が可能でLvがMAX200の例のあのオンラインゲーム。
あの後もアップデートやら何やらで、転生に関しては10回までだったのが15回までにアップ。
何だかんだでこのゲーム…5年位やってるゲームだが、未だに人気は衰えていない。

私のキャラクターは転生13回のLv196、最近やる時間が無くてこの所伸び悩んでる…。

潤「いやーこのゲーム何年もやってますけども、飽きませんね。 旦那も旦那でプレイしてますけども…私がサポートし過ぎてレベルが上がらないって言う事態が多々起きてますから。」

貴之君もこのゲームは今でも続けてプレイしてる。
転生はやっとで2回、まあプレイ時間や状況から考えたらそれが妥当だろう。

そして私は、プレイしていく中でフレンド申請が何件か来る。
しかも配信のコメント欄を見ると、「一緒にプレイしたい!」、「どうやったらここまでレベルが上がるんですか?」、「フレンドお願いします」とかのコメントばかり。

それにどう答えたら良いのか分からないが…取り敢えず、私なりに答える事に。

潤「OKです、一緒にパーティー組みましょう! フレンドOKです、仲良くしましょう~。」

まずはフレンド及びプレイに関しての答えを出す私。
そして…

潤「レベルは…まあ毎日コツコツかなと思うけど、後は何回か違うクエストやら敵を倒してどのエリアでどの敵が今の自分にとって簡単かつレベルが上がりやすいかを確かめるのも大事かな?」

と私なりに導き出した答えと見解。
それに対してのコメントは
「だからその域に達してるんですか!!」
「やり込みだけじゃ無いんですね!!」
「ゲームをやり尽くした人しか分からないアドバイスです!!」
私を褒め称えるコメントが多数だった。
まずはレベル上げというのが鉄則になるけども…それと同時に私はこういう言葉も送った。

潤「レベル上げも肝心だけど、それよりも大事なのは自分のプレイヤースキルを上げておくのも大事かな? やっぱりそのプレイヤーを操作するのは自分の能力次第だから、自分のプレイヤースキルを上げるのも大事だよ。」

あくまでキャラクターを動かしてるのは自分自身だともアドバイスした。
まあCPUがいるとは言え…基本的には自分自身が操作してるからね、そこは基本であり一番大事な所。
ただキャラクターの性能が高いだけだと宝の持ち腐れになっちゃうからね…まあ、私がそうなんだけど(笑)

そうこうしてる間に、配信の時間は2時間を超え、その間にも私はレベルを3つ上げて14回目の転生に王手の状態。

潤「あの~一緒にやりたい方は早い者…ってもう埋まった…。」

私は協力プレイの呼び掛けをしようと思ったら、直ぐに申請がやってきて枠は全て埋まってしまう…そこまでしてやりたいのか…。

あまりの出来事に私は困惑してしまう。

潤「分かりました、では一緒にプレイしましょー!」

という具合に、残りの約2時間は一緒にプレイしたい人と協力の形でプレイする事になった。

まあとにもかくにも、フレンドも増えてまた違う感覚でゲームを楽しめた訳で、第1回の配信は何事も無く終える事に。

そして配信を終えた後、私は改めて登録者数を確認すると…。

潤「うわ…300人になってる。 今日の配信だけで200人以上も登録したって事なのか…。 スゴいなぁ…。」

予想だにしなかった良い結果に、私は喜ぶどころかビックリしてしまう。
ただのゲーム配信4時間でこんな結果になるなんて誰が予想したのか。

潤「これは…貴之君どんな反応するだろう…気になる~。」

配信を終えて数時間後、貴之君が帰って来てこの結果を見せることに。

貴之「結構良い結果じゃないかな!? しかも、登録者数400人超えてるよ!?」

貴之君の反応はやはり驚いた反応。
しかも、あの後も口コミでなのか分からないが、私の配信が話題となって後から見返してチャンネルを登録するという事が発生し、登録者数はまさかの400人超えとなった。

潤「こりゃ、配信の頻度も事務所と相談しないとな…。」

本格的に配信者になりそうな私であった。
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