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原作: 名探偵コナン 作者: takasu
目次

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コナン「小五郎のおじさんはもう行ってるのかな?」

平次「なんや親父と盛り上がっとるらしいわ」

蘭「ごめんね、いつもお父さんが」

平次「あんなもんいつものことや、今更気にせえへんでな!」


平次「ただいま」

全員「お邪魔しますー!」

「お邪魔します」

平蔵「あれ、君は…」

平次「友達増えたからよろしゅうな!」

「平蔵さん…」

平次「なんや、知り合いかいな?」

小五郎「まぁなんとお美しい!」

蘭「お父さん!」

小五郎「ゴメンナサイ…」

「お久しぶりです」

平蔵「いやぁ、元気にしとったかー?前の説はどうもおおきに」

「いえ」

平蔵「なんや、ゆっくりしてってな!ゆりちゃんとはまた話したい思っとったところなんや」

「ありがとうございます」

小五郎「彼女とはどういったごかんけいで…?」

平蔵「彼女は捜査協力で世話になってるんだ。」

「こちらこそ…。警察の方にはお世話になっています。」

平蔵「なんや相変わらず堅苦しいなぁ~。君は優秀やから頼りにしてんで!」

「…いえ…」

コナン「なぁ、服部、今雰囲気かわったよな。」

平次「あぁ、なんや、業務的な対応…」

静華「あら!ゆりちゃんやないの!」

「ご無沙汰しております。」

静華「また綺麗になってー!」

「いえ。静華さんの足元にも及びませんよ^^」

静華「まったく、お上手なんやから♪」

「そんな^^本当のことですよ^^」

蘭「服部くんのお母さんとも知り合いなの?」

「うん前にご馳走していただいたことがあって…」


平次「さ、ほなそろそろもっかいでかけよかー」

「あ、私は少し用事があるので…」

平次「さよか、ほな用事終わったら連絡してやこれ俺の番号やから」

「ありがとう」

平次「ほな行ってきます」

平蔵「で、どうや?その後は。」

「ええ、順調ですよ。」

平蔵「そうじゃなくて、君自身は大丈夫なんか?」

「大丈夫です。」

平蔵「私達は君を飼い猫だなんて思てへんよ。…ただ…」

「飼い猫ですよ。ただの、使い捨てですから。…息子さんたちとも必要以上に関わるつもりもありませんし、ご安心を。」

平蔵「そうゆうつもりやなくて…」

「…わあっています。平蔵さん達みたいに使い捨てだと思わずにいてくださる方もいることは。…ですが、やはり…警察の中には私のような人間を嫌う人の方が多いので。」

平蔵「すまんな。ちゃんと大人達がせんから…」

「いえ、十分よくして頂いてますし。」

平蔵「あの体調不良はもうないんか?」

「ええ。お陰様で。」

平蔵「その割に、くま隠し切れてへんで。」

「…」

平蔵「なんかあったらこっちに直接ゆーてきいや。」

「…ありがとうございます。」


「おわったよ、用事」

平次「おおきに、ほなおおさかじょうこうえんわかるか?」

「うん」

「そこ来てや!」

「うん、あと30分もあれば着くと思う。」

「おん、ほなまっとるわ」

「お待たせ」

和葉「花屋敷ゆうからくり屋敷がな、期間限定であるねん!」

「へぇ、すごい人だね…」

平次「俺と工藤は謎解きをひやかしにきたわけやけど…」

和葉「あ!また工藤いうた!」

平次「えと、せやから、くどくど謎解きすんのをひやかしにきたっちゅう…」

「(平次くんって、知ってるの?)」

コナン「(あぁ、こいつには流れで…)」

「(なるほど…)で、蘭ちゃんと和葉ちゃんは花屋敷の…」

和葉「みて!あれ!綺麗やろ!謎解くたびにご褒美で花の展示が見れんねん!」

蘭「わぁ!きれーい!」

「…なるほど…;」

平次「さ、俺らの順番や、いくでー!」


平次「こことここのピースを合わせたら…ほらな!」

コナン「……で、この絵がこっちになると…答えは…」

「…流石探偵…」

和葉「せやろ!平次もああみえてちゃんと推理すんねん!」

蘭「コナンくんも服部くんのまねっこしてて助手みたい^^」

「^^;」

平次「なんやこれ、さっぱりわからん、わかるか?」

コナン「俺もわからねぇ…」

「多分これは中国の文字だね。」

平次「わかるんか?!」
コナン「わかんのか?!」

「黄色で書かれた部分を置き換えて、こっちは句読点で読むと…」

"この先、赤い花が咲き乱れし場所
生きて帰れるかな?
扉は上に開けろ"

コナン・服部「なるほど!」

「…でもまって。この暗号は誰かが付け足したものだわきっと。」

平次「なんでわかんのや?」

「文字の色も違うし、字体も違う。私の推理が正しければ…」

コナン「どうかしたのか?」

「この先の扉は危険だと思うよ。…私があけるから後ろにいて。蘭ちゃんと和葉ちゃんを守るのは男の子の役目だからね。」

…そう言うとゆりは扉に何か細工をしてから一気に上に引き上げた。

すると開いた扉からは赤い花びらが一気に流れ込んできた。

蘭「すごい…」

和葉「綺麗な演出やね!はよ先すすも!ご褒美みたいわ♪」

「…いや、この先は行かせられないよ。」

平次「なんかあるんか?」

「警察を呼んで。すぐに。バラバラにされた遺体が見事に飾られてるって。…あ、ダメだよ。まだ犯人はいるからこの先の扉に入るのは。…写真は撮っておいたから今は此処からの脱出方法を考えないと、やばいよ。」
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