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原作: 名探偵コナン 作者: takasu
目次

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安室「さ、捕まって下さい。」

「え…?」

安室「立つの辛いんじゃないですか?日差しが苦手って言ってましたし…」

「どうして…っ…ありがとうございます。」

…フラッ…

安室「おっと…大丈夫ですか?」

「あ、はい…大丈夫です。…すみません」

安室「…軽い熱中症かもしれません。あっちで少し休んでてください。」

「はい…。」

良一「みーつけたっ♪」

秀太「全く、チョロいよね♪あの男、君たちのとこに急いで行くから俺たち捕まえとくの忘れてんだもん♪」

良一「俺たちね、君みたいな美人を襲ってバラバラにするのが趣味なの♪」

「…っ」

秀太「しかも君弱ってるし♪」

良一「ね、動画見せたげよっか?俺たちが撮ってきたの」

「…っ…どんな感じ??…み、見せてほしいですね^^」『みたくないけど、証拠になる…」

~動画再生~

「うっ…」

ゆりは思わず口を押さえて吐き気に耐えていた。

秀太「なにー?素晴らしすぎて泣きそうー?」

良一「吐きそうの間違いじゃーんw」

秀太「君も今からこうな…」

…バシッドカッ…

安室「ゆりさん!!」

秀太「てめぇ!なにすんだ…!」

…ドガッ…

安室「僕の彼女に手を出さないでください。」

良一「ひいいい!!お、おれはちがう!!」

蘭「逃すもんですか!!」

…どがっ!…

世良「大丈夫か?!」

「…っう、ん…」

蘭「顔真っ青よ…!」

園子「蘭、世良ちゃん、ここは安室さんに任せて私達はいきましょう^^警察の人が捕まえてくれてるし♪」

世良「でも…」

蘭「…///そ、そうだねっ!」


安室「大丈夫ですか…?すみません、僕がこんな所に一人にしたから…」

「…っ、いえ、…あの、彼等の携帯に、証拠の動画が、入ってました…っう」

安室「ゆりさん、顔が真っ青ですよ!」

「大丈夫…です。…動画があまりにも気持ち悪くて….」

安室「今お水か何か持ってきます!」

「行かないでっ。」

安室「え…?」

「い、行かないで下さい…」

安室「///」

「…一人になるのは…怖い…です…」

安室「///」『かわいい…///けど、そうだな。どれだけ酷いものを見せられたかわからないが…』

…ぎゅっ…

安室「大丈夫ですよ。もう僕がいますから…。…あなたの事を、守らせてもらえませんか?」

「…///」

安室「ただの居候じゃないんですよ…。だから貴女に口うるさく言ってしまっていました。すみません。…………僕、##NAME1##さんが好きです。」

「あ、安室さんっ…」

安室「僕の彼女になって下さい。…僕は、貴女が好きです。」

「…」『なんだろうこの気持ち…嬉しい…』

安室「す、すみませんっ、こんなときに…いきなり…。」

「今夜、今夜までにしっかり冷静な時に考えてお返事させて頂きます…」

安室「あ、ありがとうございます。……では、落ち着いたら宿の方へ向かいましょうか。」

「はい。」


世良「大丈夫だったかい?!ごめんよっ、僕が気絶なんてしてしまうから…」

「ううん、大丈夫…」

園子「それより、見たわよ!あんた、安室さんにハグなんかされちゃって~」

蘭・真澄「はははハグ?!」

「あ、それは…えと…その…」

園子「さ、白状なさい!!」

「ま、まって!明日、明日話すから!」

世良「まてまてー!ゆり!!」


「何か飲みますか?」

安室「ゆりさんと同じものを。」

「バーボン、ロックですね」

安室「…返事は?」

「えっと…その……………私は安室さんが居候させて下さるのは組織のため、だと思っていました。…ですが、予想以上にしっかりと私の面倒も見てくださって。….真剣に怒って下さるし、最初は私も反発してばかりでしたけど、嬉しかったんです。…私、安室さんのこと、好きになりつつあります。…彼女になりたいとか、そういう気持ちもあります。…………」

安室「…ゆりさん…?」

「わたしは…降谷零さんが、好きですっ…!」

安室「どうしてその名前を…!!」

「警察の人間に聞きました…。…降谷零さん、私は貴方が好きですっ。…彼女にして下さいっ///」

…ぎゅっ…

安室「よく言えました^^」

「///」

…ちゅっ…

「さっ、さあ!飲みましょう!酔わずにこんなこと言わせないでください!は、恥ずかしっ///」

安室「だからまだあなたは高校生….っ」

「今日くらいいいじゃないですか^^……さ、お継ぎします^^」

安室「…ふっ…貴女には敵わないですね…」


…コテンッ…

安室「///」『可愛い///』

「Zzz…」

ゆりは安室にもたれてうたた寝をしていた。

…が…

「…!!」

突然起きると口を押さえたままトイレに走った。

「…っ…ぅぇっ…ケホッケホッ…」

安室「大丈夫ですか?…飲みすぎたんじゃ…」

「…」

ゆりはどう見ても飲みすぎという感じではなく、震えたまま俯いていた。

安室「ゆりさん…?」

「…っの、飲みすぎちゃったのかな…;き、気をつけないと。ですねっ;」

安室「ゆりさん…今日のことが…」

「っ…。わ、私もっちょっとここで飲んでから部屋に戻ります^^」

安室「僕ももう少し飲みたい気分なんです。」

「ありがとうございます」
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