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原作: 名探偵コナン 作者: takasu
目次

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安室「危ないとは思わないんですか?!」

「…SOSの暗号が彼ら4人の水着に書いてありましたから。」

安室「正義感からですか?貴女はまったく…」

「すみません。…別に、私の心配なんてしなくていいですよ…」

安室「!!…失礼しますっ。」『また出過ぎた言い方をしてしまったか…』

「はい…。」


「…はぁ…。……疲れた」『日に当たるのが慣れないや…』

「Zzz…」

蘭「ゆり、どこー?」

真澄「あれ?…あー、こんなところで寝ちゃってるよー」

園子「まったく、無防備の塊ね…」

蘭「起きて?こんなところで寝てたら風邪ひくよ??」

「…んー。」

真澄「んーじゃなくて^^;…ほら起きろー!」

「…あれ、安室さん…」

園子「いないわよ?なになに?デート?!」

「違うけど…」

蘭「お風呂いこっ^^」

「うん^^」

園子「あー!きもちよかったー!」

「うん^^」

蘭「ゆりって長いこと熱いお湯につかってると頬っぺたが人より真っ赤になってかわいいね!」

世良「本当だ!子供みたいでかわいい!」

「もーっ、からかわないでよーっ」

安室「あれ、皆さんもお風呂でしたか^^」

園子「まぁ、色男♪」

蘭「園子…;」

安室「!!…ゆりさんそんなに顔が赤くて熱でもあるんですか?!」

「ないですよ…(むすっ)」

世良「彼女長風呂すると顔が赤くなるんだよ^^かわいーだろ?」

安室「そ、そうでしたか…」『何でこんなに心配してしまうんだろうか…』

その後「さ!ご飯食べに行きましょ!」

蘭「そうだねー、どこの部屋だっけなー?」

小五郎「くーう!やっぱ風呂上がりの酒は最高だなー!ゆりちゃんものむかぁ?!」

「いえ、さすがに宿で飲むのは怒られそうですしね^^;」

小五郎「そうかぁー?残念だなー!」

蘭「お父さんも、程々にしときなよー?」


…朝…

コナン「あっ、安室さん?!」

小五郎「…なんだ?朝っぱらからうるせぇぞ…………って!おおおおおおい!お前ら何してんだ!!」

小五郎とコナンの目の前には安室の布団に入って眠る安室と安室に腕枕されてながら抱かれてスヤスヤ眠っているゆりの姿があった。

光彦「どうしたんですかー?」

げんた「うるせーぞ!せっかくうな重の夢見てたのにヨォ!」

蘭「どうしたの?!お父さん!!」

世良「どうしたんだ?!」

園子「もう、朝っぱらから煩いわねぇ…」

全員「「え………///」」」

安室「…ん…」

「…んー………あ、おはよー、おやすみー」

4人「おはよう…………っじゃない!!しかもまた寝るな!!!」

小五郎「何でお前が俺たちの部屋で…!!」

蘭「そういえば昨日…ご飯食べた後すぐに寝ちゃったゆりが突然起きて歯磨きしに行くって部屋を出て…そこからわたしも寝ちゃったからわからないんだけど…」

安室「ん…」

小五郎「お!起きたか!お前、目の前の奴、見えてるか?」

安室「…!ゆりさん?!」

「Zzz…」

小五郎「こいつだけ危機感なく寝てるのは何でだよ;」

蘭「ちょっと、ゆり起きて…」

「あとちょっとー」

安室「お、起きてください、ゆりさん…!」

「……んー。皆どうしたのー?」

全員「どうしたのはこっちのセリフだ;」


蘭「ねぇ!一体何があったの??」

「何がって、何が?昨日歯磨きしに出て行ったくらいかな?」

園子「そうじゃなくて!どうして安室さんに抱かれながら寝てるのよ!!」

安室「///………昨日ゆりさんが出て行って、戻ってくるときにすごい物音がしたので起きて出て行ったらゆりさんが気絶させられていて、彼女を部屋に運ぶ途中、誰かに追いかけられまして。やむ終えずに僕と小五郎さんの部屋に…」

「安室さんの判断は正しいと思う。…現に、待ってたよって薬嗅がされる前に聞こえてたから。恐らく私達4人の中の誰かを狙ってたんだと思う。」

小五郎「何だと?!」

「クロロフィルのはいっていた小瓶がそのうち見つかると思う。………おそらく、この依頼主が今夜を指定してきた時点で決まってて、それに…ね、真澄ちゃん」

真澄「うん。今夜何かが起きる予定みたいだよ^^」

園子「でもそれにしても。安室さんもちゃっかり密着して眠っちゃうなんて、やるう♪」

蘭「そ、園子…;」

安室「ぼ、僕は別に…///」

「そうそう、安室さんにとって私はただの居候なんだから、仕事柄的につい守ってしまった、ただそれだけだよ」

安室「…」

園子「そ、そこまではっきり弁解しなくても…^^;」

「ま、とにかく私を気絶させた人が暗闇の中私だとわかっていて来たわけじゃなさそうだから、女の子たちは気をつけないと、だね。」


げんた「おいコナン!早く行こうぜ!」

コナン「あ、あぁ…」『世良とゆりには犯人の目星がついているのか…?』

園子「さ!安室さんも!いきましょ!昨日のこときかせてもらわないとね♪」

安室「あ、はい…」『あんなにはっきりと言われるとは…。そうだ、ただの居候。特別な感情なんて…』

蘭「ゆりも行こっ?」

「うん。」


秀太「やあ!今日は言ってた通りボートを用意したよ!」

いちる「あっちの洞窟まで行こう!」
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