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原作: 名探偵コナン 作者: takasu
目次

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灰原「何をしたの…?!…私、前にも言ったわよね。彼女は大きなストレスやトラウマに弱いって。彼女、泣いてたわよ。」

安室「えっ…。」

ジョディー「とりあえず、中に入りましょう?」

「…っひっ…うっ…」

…トントン…

安室「すみません、ゆりさん…入りますよ…」

「…あ、安室さんっ…ど、どうしましたか^^??…さっきは、ありがとうございました^^」

安室『泣いた跡…』「あの、すみませんでした…」

「謝ることなんてないですよ^^…あ、私、そろそろお食事の準備のお手伝いをしないといけませんので^^」

…ガシッ…

安室「どうして、どうして怒らないんですか。」

「…怒ることなんてありませんもの^^…さ、安室さんも行きましょう。」

安室「…」

静華「あ、ゆりちゃん^^」

「晩御飯の用意まだですよね…?人数も多いことですし買い出しに行ってきます^^」

静華「ええよ!そんなん悪いわぁ!平次とかに行かせるから…」

「いえ、平次は事件の話とかも聞かないといけませんし…^^」

安室「僕も行きます…。車の方がいいかと…。」

灰原「まって。…あなたには行かせたくないわ…」

「…そうですね、安室さんも東京からいらしたばっかりでお疲れでしょうし^^…1人で大丈夫です^^」

コナン「灰原…?」

灰原「彼女に何かあったのは確実よ。…その理由が彼なら、私は許せないわ…だから行かせたくなかったのよ…」


「ただいま帰りました^^」

静華「ありがとう!」


ポアロでの一件があってから、平次はゆりに会うことなく大阪に帰り、その後は周囲の人間にゆりは貼り付けた笑顔で何事もなかったかのように接した。

そしてそれからしばらくした頃。ゆりは蘭に誘われてポアロに来ていた。

園子「もう、2人とも遅いわよー?もう、蘭と2人で食べちゃうよ??」

真澄「あ!僕も食べたいのに!」

「アハハ…ごめんごめん^^」

蘭「雪のせい?」

「あ、うん、ちょっと…道が…ね^^;」

~回想~

真澄「ゆりはっけーん!」

「真澄!偶然だね^^」

真澄「…偶然じゃないよ。」

「え…?」

真澄「ゆりに聞きたいことがあったからこの辺でうろうろして探してたんだ」

「聞きたいこと…?」

真澄「あぁ。…君は…何者?」

「…真澄こそ…」

真澄「僕?僕は探偵さ!」

「…ふふっ。そう…。…まぁ、私も目的は真澄と同じだよ…」

真澄「どこまで知っているんだ!!」

「どこまで…さぁ。何も知らないかもしれないよ…。…知らない方が幸せなことってあるもの…」

真澄「ゆり…?」

「さ、中に入ろう^^?この話は今度ゆっくり…できるときにするから…さ…」

真澄「あ、うん…」


~回想終了~


安室「さ、出来ましたよ^^こちらアップルパイです^^」

蘭「わぁ!おいしそう^^」

安室「そちらのお二人は何にしますか^^パスタかケーキか…コーヒーもありますよ^^」

真澄「僕どっちも食べる!」

「私はコーヒーで…」

安室「かしこまりました^^」

園子「せっかく新作の試作品食べさせてあげるからって呼んでもらったのにたべないのー?」

「あ、うん^^;…あまりお腹空かなくて^^;」

真澄「僕のを摘まみ食いするといいよ!」

「うん、ありがと^^」

安室「はい、できましたよ^^」

「…ありがとうございます…」

安室「ごゆっくり^^…あ、それから、##NAME1##さんはこの後お時間ありますか?少しお話があるのですが…^^」

「…はい…」

園子「ちょっと!なになに?!ゆり、安室さんとどういう関係よ?!」

蘭「///」

真澄「ゆり…?」

「…あ、ちょっとした知り合いで…」

園子「教えなさいよ~」

真澄「だったらここで安室さんに話して貰えばいいんじゃない^^??」

3人「え?」

真澄「安室さーん!話って今してもらっていいですよー!というか今してくださーい!」

「…いや…今は…」

真澄「いいじゃん♪だって、やましい事じゃ、ないんだろ?」


安室「お呼びですか^^?」

真澄「さっきこっそりゆりに話があるって言ってたからさ!何かなーって^^」

安室「あぁ、その事なら…。彼女をお食事に誘いたかったのでと言えば納得していただけますか^^」

「…はぁ。」

園子「きゃー!デートのお誘いよー!」

「…安室さん。そういう誤解を生む発言は謹んで頂けませんか…;」

安室「誤解ではありませんよ?本当にお食事にお誘いしようと思っていましたから^^」

「…はぁ。…つまり、安室さんの言葉を翻訳すると、仕事だ手伝え。ってことなの;」

安室「蘭さんたちの前で人聞きの悪い…」

真澄「仕事?なんの?」

蘭「安室さん、うちのお父さんに弟子入りしてるのよ^^;安室さん本当は探偵なんですよね^^」

真澄「探偵?!じゃあ僕もまぜてよ!」

園子「ばかね!2人の時間を邪魔しないの!」

「園子、これだけは言わせてね?私も安室さんもお互いそういう目で見たことないから。ほんとに。」

安室「僕は貴女を1人の女性として認識していますが^^?」

「そういうキザな発言は控えていただけませんか^^?虫酸が走ります^^」
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