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原作: 名探偵コナン 作者: takasu
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蘭が探偵事務所に入るのを見届けるとその場に座り込んだ。


視界は余計にぐるぐると渦を巻き始め、まっすぐ歩くのも無理だと思い、ポアロと探偵事務所の間の壁に手をついてズルズルとしゃがみこんだ。

『え…何これ…。歩けない…。少し休んでから帰ろ…』

眩暈の次には酷い耳鳴りがしだした。

本格的にやばいと思った時…

帰宅途中のコナンと灰原か通りがかった。

コナン「ゆりねぇちゃん?こんな所でどうしたの?」

「コナンくん?」

視界がダメになっている今声でしか判別のできないゆりは声の方を向いた。

コナン「大丈夫?」


コナンが声をかけると同時にコナンを握ぎる灰原の手が見えた。

『シェリーか…。私のことは知らないはずなんだけどな…あの日にまともにあったのが初めてだし…暗闇同時に必死さで向こうは顔も見えてなかったろうしな…無意識に怯えちゃうよね…』

「あ、大丈夫よ~♪それよりお友達の方を早く連れて帰ってあげたほうがいいんじゃなぁい~?何だか顔色が悪いみたいよ~?」

そう言って無理に立ち上がってコナン達に心配をかけさせないようにするとばいばーい!と言った後コナンはそのまま灰原の手を引いて歩いて行った。

「bye~♪」

コナンの姿が見えなくなったのを確認してからゆっくりと歩き出すことにした。

が、やっぱりそれも難しく仕方なくその場に座り込んでいた。

梓「ありがとうございました^^…あれ?ゆりちゃん?どうしたの?そんな所で…って、顔真っ青よ!大丈夫?!」

「あらぁ♪心配してくれるの?大丈夫よ~♪」

梓「こんな所でなんだからお店の中入って!」

『そう言われてもなぁ、さっき立ち上がってから立ち上がるの辛いんだよなぁ…』

…カランコロン…

安室「ではお先に失礼します^^お疲れ様です^^…あれ?ゆりさんじゃないですか?こんな所でどうしたんです?」

店から出てきた安室がゆりの目の前に歩いてきた。

梓「あ!そうだ!安室さん車でしたよね?」

安室「あ、はい^^」

梓「悪いんですけどゆりちゃんを送ってきてあげてくれませんか?」

「大丈夫よ^^♪」

梓「そんなこと言っても…顔真っ青なのに…」

安室「どうせ家も近いですから送りますよ^^それに、こんなところにいれば梓さんも気が気でならないでしょうから^^」

「そ、そうねぇ~。でも大丈夫よ♪もう歩けそうだから♪」

そう言って立ち上がると同時にやばいと思ったが時すでに遅し。

安室の方へと倒れこんでしまった。

梓「ゆりちゃん?!」

安室「僕がこのまま彼女を家まで送りますね」

梓「お願いしますっ!あ、じゃあ私お客さん来たみたいなので!」

安室「お疲れ様です^^」

安室は梓が店に入ったのを確認するとゆりを抱き上げて車まで運んだ。

彼女を後部座席に寝かせ彼女の家に車を走らせようとするがよくよく考えてみれば鍵がどこにあるかわからない。

カバンやポケットにあることは確かなのだが勝手に探るのも気がひけたのでそのまま自分の家へと連れて行くことにした。

自分のベッドに彼女を寝かせ、その横に自分も座った。

真っ青な顔で苦しむ様子もなくただ目を閉じているように見える彼女は美しすぎてまるで人形のようだった。

名前→椿ゆり

年齢→蘭達と同じ

職業→高校生

所属→黒

容姿→美人:可愛い=7:3

銀髪ロングヘアーセンター分け、グレーがかった大き目の目、超小顔、睫毛長くて目が大きい、スタイル抜群かなり細いのに胸は大きい。超色白(日本人離れしているが日本人。)

男装時も銀髪。(目の色に合わせるため)
カラコンでよりグレーの目にして男っぽく目つきを悪くしている。さらしを巻いて真夏でもシャツを着るようにして体型をガタイ良く見せている。(これはすぐにばれる予定)

男装時は神宮寺レオ


普段は男装して学校に通っている。
その事を最初から知っているのは新一、世良、佐藤刑事、キッドこと黒羽快斗、新一の両親、黒の組織の中ではベルモット、ジン、スコッチ

佐藤刑事とはある事件をきっかけに仲良くなっている。
新一と真澄は海外で知り合いその後も連絡を取っていたために知っている。
キッドとはほぼ幼馴染とも言える。

…転入してきたらしい…

そう、世良真澄が…

赤井秀一の妹であり、このクラスに工藤新一がいない中唯一私の正体を知ってる奴が…

彼女の転入初日は組織の用事があって風邪ということにして学校を休んでいたが…

世良「レオじゃないか!!」


まさか同じクラスとは…聞いていない。帝丹高校に来ることは聞いていたが、まさか…そして、彼女は今

ニコニコと笑って私の前にいる

もう私は放心状態だ。

蘭「え!世良さんレオくんと知り合いなの?!」

世良「向こうにいた時に知り合ったんだ!な!レオ!」

園子「え!じゃあレオくんってアメリカにいたの?!」

「ほんのちょっとな…;」

世良「な!せっかくだからさ!放課後遊ぼうぜ!皆で!」

「女の子達の中に俺が混ざるのは悪ぃし…」

園子「ぜぇんぜん!ね!蘭!」

蘭「う、うん、レオくんがいいなら^^;」

世良「きまりだな!」
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