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なぜ、彼女は全て真っ白のパンツスーツスタイル?

ジャンル: 現実世界(恋愛) 作者: rodann
目次

黒の彼の家でゲームプレイ

チャーハンを食べ終わった後、彼女が

潤「ねぇ、黒沼さん! 一緒にゲームやりません? 私、色んなゲーム機械とソフトを持ってきたんですよ! 一緒にやりましょう!」

ウキウキしてゲームのお誘いを。

潤「こういうのとか有るんですよ、ホラホラ!」

と、彼女はバッグの中から最新のゲーム機器やソフトを僕に見せてきた。
ゲームの機器に至っては最新の機器で、ソフトは十数個も…

貴之「うほー…こりゃ、スゴい…。 流石にゲームが趣味なだけありますね。」

潤「ふふふ♪」

余程のゲーム好きじゃないと、ここまで集めるのは難しいだろうな。

貴之「んじゃ…このゲームで。」

潤「OK、じゃ、早速準備しますので! テレビ大丈夫宜しいでしょうか?」

貴之「良いですよ。」

潤「分かりましたー!」

僕は取り敢えず、やるゲームを選んだ。
彼女はゲーム機器をリビングのテレビに繋ぎ始める、その間に僕はこれからやるゲームソフトを改めて見た。

貴之「アクションゲーム…。(大丈夫かな? 不安が…。)」

僕が選んだのはアクションゲーム。
ゲーム全般に対しては、正直不安があるが…大丈夫かな…?

潤「黒沼さーん! もう準備出来ましたよー! ソフトお願いしまーす!」

貴之「え、あぁ、分かりました。」

どうやら彼女の準備が完了した様だ、僕はソフトを持って彼女の元へ。

潤「それじゃあ、始めましょう! ゴーゴー!!」

彼女はハイテンションでゲームをやり始める。
僕も一緒になって、ゲームをプレイ。

潤「くっ、この…この野郎…!!」

ゲームをやっている時の彼女は真剣で"モデル"という姿は感じられなかった。

貴之「うわぁぁぁ!!」

黒沼のプレイキャラクター「ぐはぁ!」

彼女の姿を見ているうちにいつの間にか、僕が操作するキャラクターが攻撃を受けて危ない状態になってしまった…。

潤「あっ、黒沼さん!! ちくしょーこのドアホ敵め!! 黒沼さんを傷つけるなぁぁー!!!」

見たことの無いような姿を見せる白石さん、その姿はまさに鬼のような姿だった。
そして、そんな彼女のプレイのおかげで僕は助かった、口調と比例してプレイも上手く、いつの間にか敵の大半を倒してしまってる。
しかも僕のキャラも回復してくれたりと、本当に大助かりだ。
正直、ゲームプレイでの僕の立場…あまり無いな…。

確かゲームセンターの時も…こんな感じだったな…。
僕が彼女に助けられて、いつの間にかゲームが終わってたパターン…。
何だろうゲームなんだけども…立場としては恥ずかしい…またもや僕がお姫様みたいな感じだし…。

潤「よしっ! こんにゃろっ!! よっしゃあーーー!! クリアーーーー!!」

貴之「アハハ…お疲れ様です…。」

見たことの無い彼女の姿に圧倒されて僕は結局ゲームセンターの時を再現しただけとなった…。
何も言葉が浮かんでこない…。

潤「あれ、黒沼さん? どうしたんですか?」

貴之「いや…白石さんの姿に圧倒されて…僕は何もお役に立てなかったので…。」

潤「あちゃー…そりゃ申し訳無いです…。」

貴之「いえいえ、そんな事は無いですよ! 僕としては大助かりでしたから! さ、もう一度やりましょうよ! 今度は僕もお役に立てるように励みますから!」

潤「本当に良いんですか?」

貴之「良いんですよ! 今度こそ、白石さんのお役に立てるように頑張りますから!!」

潤「分かりました! じゃあ、次も行きましょうか!」

一時は変な空気になったが、何とか持ち直せた。
その後も、先程のようにプレイして、流石の僕も回数を重ねるごとに上達していった、白石さんの足を引っ張らないようなプレイは出来たと思う。

潤「ふぃーー…一緒でやるゲームはいつもよりも楽しく感じます…。」

貴之「やっぱ、誰か一緒にやるというのは楽しくなりますね。」

ボソッ
潤「まぁ…黒沼さんだから…というのも有るんですけども…」

貴之「ん? 何か言いました?」

何か彼女がボソリと口にしたが…よく聞こえなかった。

潤「あ、いえいえ何でも。 でも、何か…疲れちゃいましたね…。」

貴之「まあ、画面を見続けてましたから、目が…疲れましたね…。」

流石に1時間以上もテレビの画面を見続けると、目が疲れてしまう。

貴之「取り敢えず、ゲームは一回止めましょうか。 一旦、別なのに切り替えて気分転換にしましょう。」

潤「そうですね、そうしますか。」

ここで僕らは、ゲーム以外の別の何かをやることにした。
と言っても…それはまだ決まってはいないが…。

貴之「何をします…? 何か良い物が有れば…。」

潤「んー…あっ! それなら、私に良いアイディアが有るんですよ。 ちょっと待っててください!」

と言って、彼女はリビングから自分のスーツケースがある部屋へと向かった。

貴之「(何を思い付いたんだ…?)」

彼女が何を思い付いたのかは定かでは無いが…取り敢えず何か荷物を取りに行かなきゃ行けない事なのだろうな。
そして、それは"ゲーム"以外の何か…流石に別のゲームを持ってくるなんて事はあり得ないだろうな…。
リビングに大量のゲームソフトが有るし…。
来るまで待つとしますか…。

ガチャ…

潤「お待たせしましたー!」

と、彼女がやってきたが…
僕はその瞬間に彼女が何をするのかが分かってしまった。

貴之「(あぁ…成る程ね…。)」
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