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ラブライブ短編集

原作: ラブライブ! 作者: エミーールにハマーール
目次

9話

裕「だいじょーぶ ほら、すなばにいこっ 」






それから俺とことりは同じ歳だということが判明し、家も近所なので親同士もすぐに仲良くなり、すっかり彼女と仲良く なっていた。





そしてある日




ことり「ことりね.おひざがよくなくて.今度しゅじゅつしないといけないの.怖いよ.」




裕「だいじょうぶ その.おみまいにいくからさ ことりならがんばれるよ 」




ことり「ゆうくん.うん がんばるね、ことり 」





ことり「それでね、ことりがしゅじゅつがんばって、おひざがなおつたら.」


ことり「ゆうくんのおよめさんに.してほしいな.//」 




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裕「ことりは、ずっと覚えてたのか. 」

ことり「忘れるわけないよ.,。」





ことり「バカだよね.あんな小さい頃の約束、本気にしてるなんて..でも、怖かった.それくらい怖かったの。で も裕君に勇気をもらえたら絶対に大丈夫だって.変な確信もあったの。」




裕「その、ごめ.」

ことり「やめてっ 」






ことり「ちゃんと決めるまで.優しくしないで。」

穂乃果「お疲れ様でしたー 海未ちゃん、帰ろっか 」

海未「はい、帰りましょう。2人をあまり待たせてはいけませんからね」

早く.早く裕に会いたいです。




海未「穂乃果、本当にありがとうございます.あなたが背中を押してくれたおかげで、裕に気持ちを伝えることができ ました。」



穂乃果「ええっ //面と向かって言われると恥ずかしいな.」

海未「ふふふ、本当に穂乃果には助けてもらってばかりです.」









穂乃果「.私の方が海未ちゃんに助けられてるよ」ぼそっ





海未「何か言いましたか 」



穂乃果「ううん なんでもないの ほら、急がないとことりちゃんと2人でいちゃいちゃしてるかもよ~ 」ニヤニヤ


海未「.大丈夫ですよ。裕は私だけを見てくれているはずです.」



海未「でももし、もし.私に隠れてことりと浮気なんてしてるのなら.」











海未「これから一生、裕を私の管理下に置いてずっと私だけしか見れないようにします.♡」



穂乃果「.」ぞくっ







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裕「.そろそろ、海未が帰ってくるな。」

ことり「うん.」



あの後、俺たちはテーブルを挟んで向かい合って黙って座っていた。 いつもは俺の隣に彼女は居た。


裕「その.答えは絶対に出すよ。いつになるか分からないけど.」 


ことり「明後日までには.答えを出して 」



裕「明後日. そんな早く.」



ことり「.ダメなの。もう時間がないの。」


時間がない.

ピロン


裕「ごめん、電話だ.もしもし.うん、うん。わかった。」
ことり「誰から 」


裕「穂乃果から.今から来るらしい。」

ことり「そう.じゃあ、こんな暗いままじゃダメだね」くすっ 


裕「ああ、そうだな.」










10分後

穂乃果「ただいまー 」


海未「ただいま戻りました。」

裕「おう、お疲れ様」


ことり「2人とも、お疲れ様 」




海未「.. 」クンクン










穂乃果「絶対いちごはたくさん乗っけたほうがいいよ 100個くらい 」

海未「あなたのためのケーキじゃないんですよ.」



裕「まあ俺も.いちごは沢山食べたいな」

ことり「あはは.じゃあそうするね。」

さっきとは変わって、明るい話をしていた。穂乃果主導で.



穂乃果「ごめん、お手洗い借りるね 」


裕「おう」


.


海未「ことり、本当にありがとうございます。ことりの作るお菓子は全部おいしいですからね.」

裕「俺からも.改めてありがとうな。」

ことり「ううん、大切な2人のためだもん。頑張っちゃうよ」



海未「大切な2人のため.ですか。」














海未「ことり、その涙の跡は一体何ですか 」



海未「なぜあなたの綺麗な声が掠れているのですか 朝は普通でしたよね 」



ことり「それは.」



裕「さっきまで、映画見てたんだよ。ラブストーリーだったからさ

」

思わず下手くそな嘘をついてしまう。



海未「ラブストーリー.ですか。おかしいですね 」













海未「なぜ裕の布団にことりの匂いが着いているんですか 」





海未「まさかラブストーリーを.2人で布団に入りながら見たとかじゃありませんよね 何故ですか 」



裕「そ、それは.」





ことり「.もう良いよ。正直に話そう 」











ことり「ことりね、裕君のことが大好きで大好きで」




ことり「付き合ってるんだ」



ことり「大人なキスだってしちゃったんだ。」




ことり「海未ちゃんはまだだよね ごめんね、裕くんの初めて奪っちゃって。」







海未「裕.それは本当なのですか 」
裕「.ごめん。」 


海未「. 」ギリッ 


バチン
ことり「きゃあっ 」


ことりが頬を叩かれ、床に崩れ落ちる



海未「この.泥棒猫 」




ことり「痛いっ やめてっ.やめてえっ 」



裕「海未 やめろぉっ 」
必死に海未を引き剥がそうとするが、ことりにしがみついて離れようとしない 


海未「裕は私のものですっ 誰にも渡しません 」



穂乃果「もうやめてっ 」


気付かなかった、

穂乃果がすでに帰ってきてることに.



穂乃果「なんで.なんで海未ちゃんはことりちゃんの事を叩いてるのっ 」 


海未「あ.わ、わたしは何を.」



裕「ことり 大丈夫か 」



ことり「う、うん.口の中がちょっと切れちゃっただけ.」



穂乃果「なんで.なんでこんな事に.」グスッ


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