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ドキドキッ!インタビュー

原作: 銀魂 作者: 澪音(れいん)
目次

第3回

新八「気を取り直して…インタビューしていきましょうか。えーっと…先に前回自己紹介できずに終わったお2人から自己紹介お願いします」

藤堂「俺、藤堂平助。色々あったけど、よろしくな」

新八「ホント、ご迷惑をおかけして…」

原田「原田左之助だ、こっちも総司が悪いな。よろしく頼む」

新八「ホントすみません…えっと、じゃあインタビューってことで。何を聞くんです?銀さん。いい加減にインタビュー始めないとみんな飽きちゃいますよ」

銀時「知らねぇよこのインタビュー請け負ったけど台本とか一切用意されてねぇんだもん。ノープランだもの。逆にどうしよ?ぱっつぁん」

新八「知りませんよ、僕だって。インタビューなんて…結野アナのインタビューいつも見てる銀さんの方が分かるんじゃないですか?」

銀時「んなもん見てねぇよ。大体結野アナがやってるのお天気キャスターだから。インタビューなんてしねーの」

神楽「そう言えばお前らの自己紹介聞いた時から気になってたアル。原田っちって、あの真選組のハゲと親戚アルか?他の連中もマヨとかサドにそっくりネ。どういう関係アルか?」

新八「そう言えばそうだね、藤堂さんも凹助さんが居るし、斎藤さんも終さんと名前似てるよね」

原田「どういう関係って…俺たちがその新選組なんだが」

神楽「んなわけねぇアル、こんな顔面偏差値お化けなんてアイツらの中に居たら絶対目立つネ。嘘つくなヨお前」

藤堂「いや本当だって、俺たちは正真正銘、新選組なんだよ。というか凹助とか、終とかって誰なんだ?」

銀時「お前たちには黙ってたけどな…実は、お前たちには生き別れの兄弟がいる」

斎藤「な、なに…俺たちは今まで自分たちに兄弟がいるとも知らず生きてきたということか…その兄弟は一体どこに…!?」

銀時「慌てなさんな。…そう、あれは雨の降る、土曜の夕暮れだった」

銀時「その日は随分と冷え込んだ日でな、春先だというのに、雨で張り付いた服がどんどん体温を奪っていって、身震いをするような、寒さだった。お前たちはこの日の事を覚えちゃいねぇだろ…ムリはねぇ。まだあんなに幼子だったんだ、そんな記憶すらないくらいに、小さなガキだった。
傘も差さず、雨宿り出来る場所を求めるでもなく、ただ、黙って雨に打たれている姿に、周りの人間は見てもみぬふり。そりゃそうだよ。知り合いの子供ならまだしも、泥で汚れた子供なんざ誰も関わりたくねぇはずさ。どこへも行かず、いや、行けなかったんだろうな。待ってろ、なんて言われて、いつ来るのかも分からない親を待って、どれだけ待ったのかも分からずに、小さな体を震わせたそいつは、小さく白い息をひとつ吐くと、諦めたかのようにゆっくりと歩きだした。


花子ォォォ!ぐすっ…お前は強い女だ、10年後にはお前キャ●クラでナンバーワンになってからな!強く生きろよ!」

新八「いや誰の話だよ。最初から気付いてたけど花子誰だよ」

神楽「花子は歌舞伎町できゃばっ娘女王を目指して上京してきた不憫な女アル…ぐすっ…でも、その年に車に轢かれて…」

新八「は、花子ォォォォ!?どうなったの、花子どうなったの!!」

銀時「野暮なこと聞くんじゃねぇよ…花子の話はもういいだろうが…もう、そっとしておいてやりてぇんだよ…もう、これ以上…あいつを傷つけたくねぇんだ…」

新八「そ、そんな……」

神楽「花子はその後、車で轢かれて、その後…無傷で生還したアル、けど、逆に車が大破しちゃって、その車に修理代と治療費に追われて、歌舞伎町のキャ●クラ辞めて今は六本●で天下目指してるアル」

銀時「そうなんだよなぁ、歌舞伎町のキャ●嬢やってたから応援してたってーのによォ、アイツ2期まで「あたい歌舞伎で天下取る!(裏声)」とか言ってたくせに簡単に六●木に鞍替えしやがって。お前のために俺ァDVDまで買って録画したってぇのによ!」

神楽「4期では新たな刺激を求めて原●に進出ネ、花子天下取るつもりアルよ」

新八「…………」


~音声が乱れています、小躍りして暫くおまちください~


新八「はい、じゃあやっていきますよ。えーっと…ラジオネーム「ハム子と書いて公子」さんからです。「万事屋の皆さんこんにちは、質問があります。薄桜鬼の原田さんはなぜあんなに髪が綺麗なのですか?あと薄桜鬼の原田さんは髪がふさふさであんなにカッコイイのに何故ここの原田さんはハゲのおじさんなんですか?上司からのストレスでああなったんですか?やはり「チンピラ警察」と言われるだけあってヤのつく方のように指ならぬ髪でも詰めさせられるんでしょうか?……いや髪詰めさせられるってなんだよ。それにこれ原田左之助さん関係ないよね?原田右之助さんへの質問だよね?まぁえっと…じゃあ原田さん、その綺麗な髪を保つ秘訣は?」

原田「秘訣も何も俺は何もしちゃいねぇよ。むしろ石鹸で洗ってるくらいだしよ」

銀時「あい、じゃあ「ハム子と書いてハム子」さん、顔面にマヨネーズ塗りたくって寝てください」

新八「原田さんそんな事一言も言ってねぇよ。あと「ハム子と書いて公子」さんね」

銀時「おいおい、ハムはどう足掻いたってハム以外にはなれねぇぞ?何言ってんだぱっつぁん。」

新八「あんたが何言ってんだ。はい、次、神楽ちゃんお願いね」

神楽「ハイヨ、えーっと…「ヅラじゃない桂だ」さんからきたアルヨ。「銀時、そろそろ、いい加減こっち側に戻ってこないか?もうさ、もういい頃合いじゃないか?小太郎君が寂しがってます、そろそろ入隊してもいい頃だと思っていますよ。まったくあなたって子は…」(ビリビリビリッ)あああ…!何するアルか銀ちゃん!せっかく気持ちを込めて読んでたのにぃ」

銀時「いいんだよそんなもん読まなくて。大体質問でもなんでもねぇだろ。今後アイツの名前で着ても全部破り捨てろよ、全部だ。次のお便り読みまーす。えーこれが最後だな、尺的に」

新八「え、まだ1つしかまともに質問してないんですけど。その質問すらもなんかよく分からない質問ですよ、いいんですかこれで」

銀時「しょうがねぇだろ、えー…ああこの手紙あれだわ、締めの言葉だったわ。んじゃ、最後に彼らの出演している「おとぎの国へようこそ」って演劇のみどころと、なんかPR、見所があったらどうぞー」

土方「とくにねぇ」
沖田「土方さんの女装姿は見ものだよね。」
斎藤「局長の書いた台本からはだいぶ逸れてしまっているが…楽しみに見てくれ」
藤堂「見どころねぇ…今のところ俺活躍らしい活躍してねぇんだけど…」
原田「落ち込むなって平助。俺なんて演劇の方出演すらしてねぇぜ…」

銀時「あい、以上薄桜鬼の皆さんでしたー。次回も多分こんな感じでぐだぐだになるから覚悟だけ決めてから見てくれー」

新八「え、これで締めるんですか?締めちゃっていいんですか?これ。…ま、また次回お会いしましょー」

神楽「また見てネー」



原田「結局ここは何処で、何をさせられてたんだ?これ。」
土方「さぁな…取り合えずもう二度といきたくねぇ…」
沖田「僕ら途中からほぼ空気でしたしね」

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