ネット喫茶.com

オリジナル小説や二次創作、エッセイ等、自由に投稿できるサイトです。

メニュー

ドキドキッ!インタビュー

原作: 銀魂 作者: 澪音(れいん)
目次

第31話 カウントダウン開始

神楽「新八、見るヨロシ。銀ちゃんが死んでるネ」

新八「生きてるからね。銀さんまだ死んでないからね。多分」

銀時「多分ってなんだ、かろうじて生きてる」

新八「かろうじてなんですね」


銀時「お前らはこうなんで騒ぎになる回は察知して休暇入れんの?何なの?いっちょ前にお偉いさんから事前に台本とかもらってるわけ?」

新八「お偉いさんって誰ですか。そんなもの貰ってないですし、このラジオにそんな台本があったらきっともっとマシな出来になってますよ。台本もなく行き当たりばったりだからこうもぐだついてるんじゃないですか」

銀時「仕方ねぇだろうが。台本通り動かねぇ連中ばかりなんだから。台本あったところで多分冒頭の数行以外全部無視するだろうが。俺ら脱線したらもう二度と同じレールには戻って来れねぇよ?もうそれぞれが自分が思うがままに、レール突っ走ってんだもん。レールの上走ってるかどうかすら危ういからね」

神楽「敷かれたレールの上を走る人生なんてまっぴら御免アル。人生自分で切り開いてこそ楽しみがあるってものネ。それでこそ一人前ヨ」

新八「軽い人身事故起こしますよそんなんじゃ」

銀時「人身事故どころの騒ぎじゃねぇもんな。大事故だもんよ。大型連休の首都高速並みにキャラの濃さが大渋滞だもんな」

神楽「マ●カの甲羅を横に着けていけばぶっち切りネ」

銀時「そんなもんつけるならスター取っちまった方が手っ取り早いだろうが」

新八「アンタら何の話してんだ」

銀時「そりゃお前、マ●カの話だよ。話聞いてなかったの?おいおい頼むよ、これラジオだよ?会話のキャッチボール出来ない奴は困るんだよなほんと」

新八「キャッチボールなんてこの世界で成立したことなんてないですよ。全部が全力投球だもの。全部デッドボールだもの。大けが必須ですよ」

銀時「そうだよ?あれだよここでのキャッチボールは如何にして相手にボールをぶつけて倒すかだから。そんな甘っちょろいもんじゃねぇんだよ。」

神楽「DEAD OR ALIVEヨ。命賭けられない奴は早々に退場するがいいアル」

新八「ただのデスゲームじゃないですかそれ。カ●ジもびっくりですよ」

神楽「ざわ・・・ざわ・・・」

銀時「キンキンに冷えてやがるっ…!」

新八「やめろォォォ!ケンカ売ったらダメなところですから!ほんとヤメテ!すぐそうやってケンカ売っていくスタイルやめましょう!」

銀時「この間から新八お前よォ、長い物には巻かれろ精神じゃ立ち行かなくなってくることもあんだよ。たまには長いものにだってケンカ売らなきゃならねぇ時だって時にはあんだよ。今回はあれだ、そういう時だ」

新八「カ●ジにケンカ売らなきゃいけなくなることってなんだよ!?僕は知らないぞ!お偉いさんから圧力掛けられたって知りませんからね!」

銀時「おいおい俺たち3人で万事屋だろ?いいのかよそんなに簡単に見捨てちゃって。やだねぇ、こうやってすぐに長いものに巻かれて仲間を見捨てるやつはよォ。居たよね、学生の時に隣で大親友が大の方しちゃって見て見ぬふりした奴」

神楽「いたアル。そんで姉に怒られた奴アルネ」

新八「それまるっきり僕じゃないですか」

銀時「聞いた?奥さん、あそこの坊ちゃん、ドルヲタですって。ドルヲタならまだしも眼鏡で地味でツッコミしか取り柄ない上に名前が新一じゃなくて新八ですって」

神楽「やぁねぇ、一昨日の新ちゃんのパンツとか言われて。あの年になっても…ねぇ?」

新八「出るとこ出てもいいんだぞこっちは!いいんですか!?」

銀時「出たよ、すーぐに「出るとこ出る」って言うんだから。ママ困っちゃう。あんな子に育てた覚えなんてないのに誰に似たのかしら。」

神楽「きっと新八なりの反抗期アル。反抗期に突入したはいいけどどうやって反抗したらいいか分からないから取り合えず片っ端からあらゆるところ訴えてるだけネ。やぁね」

新八「もしそうだとしたら反抗期知らなすぎでしょ僕。そもそも反抗期なのは僕のほうじゃなくて神楽ちゃんのほうなんじゃ」

神楽「何言ってるネ。私は反抗したことなんてないヨ。人に暴力なんてそんなァ」

新八「神楽ちゃん、いいの?この視聴者全員が銀魂の1巻から見直してもいいの?証拠は残ってるんだよ?」

神楽「そんなぁ、あんまりだぜ。ぱっつァん。」

銀時「おいおい新八ィあんまりいじめてやんなよ。みんなも1巻から見直すとかそんな意地悪なことしねぇよな?な?銀さんの頭部にあるものとないものとか見比べちゃダメだからな。見直すなら2巻からにしてくれ」

新八「もうあんまりこうやって喧嘩ばかりだと本当に打ち切られますよ。どうするんですか、突然あと何話とかって出たりしちゃ」

銀時「………」

新八「何で急に真顔?まさか…」

銀時「えー突然ですが、このドキドキなんちゃらインタビューのコーナー。これ入れてあと5話で完結です」

新八「あはは…あーあれですか?終わる終わる詐欺。ダメですよそんなことしちゃ。僕らそれで結構困って」

神楽「残念ながらこれは詐欺じゃないアル。元々35回で完結させる予定だったらしいネ」

新八「え?じゃあ本当に?というか35話って何か微妙に中途半端な気が…」

銀時「はい、ということで「ゴキゴキインタビューコーナー」次回からカウントダウン始まります。まぁ最後まで楽しんでみてくれや」

新八「いやドキドキだから…ってちょっと待ってください、本当に!?」

神楽「また明日ヨー」


目次

※会員登録するとコメントが書き込める様になります。