ネット喫茶.com

オリジナル小説や二次創作、エッセイ等、自由に投稿できるサイトです。

メニュー

ドキドキッ!インタビュー

原作: 銀魂 作者: 澪音(れいん)
目次

第30話


銀時「本当にいい加減にしてくれよ、お前らが邪魔するせいでもう2回分無駄になってるじゃねぇかァ!勘弁してくれよ、銀さん歌舞伎町歩くたびに「いつレシピ公開するの?」なんて日に日にハードルが上がってんだよォ!今更白飯に粒あん乗せて終わりですぅなんて言えねぇ」

土方「だから最初から土方スペシャルにすりゃよかったんだ。その路線でいくぞ」

銀時「それこそお前飯にマヨネーズぶちまけるだけだろうが。苦情殺到するわ。俺ァ死んでもマヨリンの手先になるのだけはごめんだね」

沖田「これはやっぱり俺のスペシャル激辛丼ぶりにしやしょう。今回はこのラジオ記念すべき30回目って事で大サービスで「デ●ソース」5割増し、ハバネロの千切り、青とうがらしわがまま大量乗せで彩りよくですねィ」

銀時「バカヤロウお前それ実際に作るようなバカいたら江戸大病院がパンクするわ。入院患者が殺到するわ。そしてこのコーナーが潰れる」

土方「忘れちゃいねぇか万事屋。そんな暴れん坊将軍とも言える総悟スペシャルにだって、マヨネーズは合うんだぜ。いやむしろ合わせるべきだ。これは辛さも何もかもをマイルドにしてくれる作用があってだな、きっとこれならどんな激辛料理でも美味しく頂ける」

銀時「マヨネーズにどんだけ信頼をおいてんだよ。無理だよ、いくらマイルドさが上がったところで入ってるものが暴れん坊将軍どころの騒ぎじゃねぇんだよ。あれだよ?お前総一郎君が持ってきた激辛材料混ぜたらワンパークの大将口の中に放り込むくらい痛いよ?あいつにマヨネーズ掛けたところであいつの性格がマイルドになるわけがねぇだろうが」

沖田「マイルドになるどころか燃やし尽くされまさァ。それに俺のスペシャル丼ぶりをそんなゲテモノにするなんて考えてもおぞましい。ここは男らしくそのままグイっといって下せェ」

銀時「そのままグイっと言ったらどこぞの川に引きずり込まれそうなんだけど。川の向こう側でビー玉みたいな女の子が手招きしてそうなんだけど。「いっぺん死んでみる?」とか言ってきそうなんだけどォォォ!」

沖田「そんなはしゃがねぇで下せェよ。旦那。大丈夫でィ、あの少女はいつだって注文が入りゃ出て行かなきゃならねぇから旦那のことまでかまってる暇はありやせん。多分きたところでその後ろにいるマフラーのおっさんくらいでさァ」

銀時「いやマフラーのおっさんはいいんだけど。いやそもそも銀さんその川に行く前提なんだ!?行くとしても迎えに来るのは他の奴にしてェェ!」

沖田「わがままですねィ。じゃあそこらへんの青年から目玉借りてきやす。そいつに懇切丁寧案内してもらって下せェ」

銀時「それってもしかしなくてもアイツの親父?ねぇそうなの?何で俺の迎えにくるのはおっさん限定なの?世の中の厳しさを詰め込んだように冷たさしかないんだけど。」

沖田「まぁそういうわけでィ。食べた後のことは気にせずにお2人共グイっといっちゃってくだせェ」

土方「見てろよこんだけかければマヨネーズで辛み成分がコーティングされてだなァ」

銀時「いつの間にか2つも出来てるゥゥ!ちょっと?総一郎君?これなんか緑色の怪しいオーラ放ってるんだけど。隣のバカがそれにマヨネーズぶちまけたせいで余計に気持ちの悪いことになってるんだけど?帰っていい?銀さん帰っていい?」

土方「もうちょっとマヨネーズが足りないか?しょうがねぇ、あんまり使いたくはなかったんだがこの秘伝のマヨネーズを」

銀時「ヤメテェェ!なんかもうそのマヨネーズが怪しい!何なの!?真選組ってこんなのばっかり食べているわけ?だから頭のネジが50本くらい外れた奴しかいないの?ねぇ!総悟くぅぅんお宅の上司どうにかしてくんないかな!?何か隣で唱えてて怖いよォォォ!」

沖田「土方さんはもう手遅れでィ。マヨネーズに侵されて彼是十数年、奴の身体はもうマヨネーズに侵されきった。だからもう旦那だけ食べてくだせェ。ほらあーん」

銀時「イヤダァァァ!まだ死にたくないんだけどォォォ!あーんって量じゃないのね?!丼ぶりごと顔面に叩きつけようとしてるよね!?甘い雰囲気醸し出してるふりして実は命取っていく気だよねぇぇぇ!?」

沖田「旦那ってば子供なんだから。ふーふーは自分でしてくだせェ」

銀時「熱いとかそういう次元の話をしてんじゃねぇんだよ、引っ込めろって言ってんの!そして隣でマヨネーズの容器抱きしめて頬緩めてるバカを連れて帰れや」

沖田「ああ、マヨネーズに侵されたやつで良かったら万事屋にあげます。従業員として雇って下せェ。真選組のことは心配しなくていい、この沖田総悟が立派に跡を継いで真選組を引っ張っていくってね」

銀時「いらねぇよ!熨斗つけて返すからとっとと持って帰れやァ!…ギャアアアアア!」

土方「ほらな、もうこれマヨネーズの味し…」ガッシャーン

沖田「良い子のみんなは他人からもらったものをむやみやたらに口にしないようにしやしょう。このバカ2人の二の前になりやす。次回、沖田総悟のインタビューコーナー、楽しみにしててくれよな」


目次

※会員登録するとコメントが書き込める様になります。