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ドキドキッ!インタビュー

原作: 銀魂 作者: 澪音(れいん)
目次

第29話

銀時「お前らのせいで「宇治銀時丼」のレシピ公開どころじゃなかったじゃねぇか。今度こそ絶対何があってもレシピに集中してやる」

土方「レシピってお前あれ飯に粒あん乗っけてるだけじゃねぇか。」

銀時「お前の犬の餌と一緒にしないでくんない?あれはもうあれだから。スイーツとしてもいけるし、本当に美味しいから」

土方「うるせぇお前あれの方が犬の餌じゃねぇか。気持ち悪いだけじゃねぇかよ」

銀時「は?お前あれ「おはぎ」とか「牡丹餅」みたいだって結構人気だぞコノヤロー」

土方「それ言ったら俺だって試してる奴多いんだぞコラ」

銀時「いやいや。試すだけだろ?こっちはあれよ、スイーツ女子から絶賛だからね」

沖田「お2人さんケンカはいいですがそろそろ犬の餌のレシピ紹介しなくてもいいんで?」

銀時・土方「犬の餌じゃねェ!」


銀時「はい、もうね、あの脳みそまでニコチンで漬かりきった人はほっといて「宇治銀時丼」のレシピをご紹介しま~す。まず温かいご飯を用意します。炊くのめんどくせ~って人はサ●ウさんちのご飯でもいいです」

土方「サ●ウのごはんって言えや。どうすんだ、商品名だって知らずに本物のサ●ウさんちにご飯取りに行くやつがいたら」

銀時「あーはいはい三丁目のね、サ●ウ君ね。元気かな、サ●ウ君の飼ってた金魚で金魚すくいやってから音信不通になっちまったんだよな。今度宇治銀時丼持ってったら許してくれっかな」

土方「何してんだテメェは…あんなの持ってったら余計関係がこじれるだろうが。持って行くなら今から作ってやるからこの土方スペシャル丼を…」

銀時「言い忘れてたけどサ●ウ君マヨネーズ嫌いだから。大嫌いだからそれ。持って行ったら関係こじれるどころかサ●ウ君「OH!NO!信ジラレナーイ!」って言いながら江戸から出て行っちゃうからね。もう二度と帰ってこなくなっちゃうから。」

土方「マヨネーズ嫌いな奴がいる訳ねぇだろうが!いい加減なこと言うんじゃねぇ。そいつは多分マヨネーズを食べた事がないだけであって食べたらきっと好きになる。一番の鉱物になるぜきっと。だからやっぱりここは」

銀時「やっぱりここは、なんだよコラ。銀さん友達にゲテモノあげるほど冷たい人間じゃないからね。ここはやっぱり美味しい宇治銀時丼をたらふく食わせてやるのが優しさなんじゃねぇの?なあ総一郎君」

沖田「旦那、総悟でさァ」

土方「んな訳ねぇだろうが。サ●ウ君も飛び上がって喜ぶよきっと。「こんなマヨネーズ食べたことなーい」って言いながら泣いて喜ぶよ。なぁ総悟」

沖田「し●土方」

土方「オイ総悟、なんで俺の時だけ暴言?何で俺にだけそんなゴミを見る目?その目向ける相手間違ってるだろうが。絶対俺よりあっちでつぶあんスプーンですくってつまみ食いしてるアイツに向けるべき目だろうが。ほら見てみろ総悟、後ろ後ろ」

銀時「土方くぅん、悲しくない?そうやって必死に味方につけようとしている部下に冷め切った目を向けられてどんな気持ち?ねぇ今どんな気持ち?」

土方「お前本当に性格わりいな。総悟、いいのかお前は。そいつの味方になって後悔しねぇのか?いいんだな、土方さん知らないよ。後悔したって知らないからな」

総悟「やめてくだせぇ土方さん。パワハラで訴えやすよ。ほんと。アンタはそこらで犬の餌でも食っててくだせぇ」

銀時「聞いた?総一郎君。真選組の副長さん、部下に味方になってもらえなくて必死に追い回したんですって。やーねぇ」

総悟「総悟でさァ。聞きやした聞きやした。必死すぎてもう目が充血してたってやーねぇ、これだからニコチンマヨラーは」

土方「全部もれなく聞こえてんだよ。余すことなく聞こえてんだよ。ヒソヒソ話しやがって、打ち合わせでもしたのか」

銀時「ほら見ろ多串―、お前のせいでまーたまた尺が足りなくなったじゃねぇか。見てみろあそこのカンペ、しめてくれって出てんだぞ読めんのか?」

土方「何で俺のせいィィ!?ケンカ吹っ掛けてきたのはそっちだろうが!」

沖田「いえ、8-2の割合で土方さんの方が先にケンカ吹っ掛けてやす。やだなァ、自分が先にケンカ吹っ掛けといて人に罪を擦り付ける上司」

銀時「ひでぇ奴だな本当。総一郎君どうするよ、こんなのが上司でいいの?」

沖田「総悟でさァ。次回、沖田総悟、副長になる。みんな見てくれよな」

土方「そんなもんやるわけねぇだろうが!次回こそは土方スペシャルのレシピをやる、みんなマヨネーズと丼ぶりを用意して待っててくれよな」

銀時「やめてくんない?苦情殺到するから。高カロリーすぎるもんはあれよ?女子の敵だからね。だから次回は宇治銀時丼のレシピを公開するからな。みんなさっき言った材料用意して待っててくれや」

沖田「そんな高カロリー2つ並べられたところで誰も食欲わきやせんって。ここはひとつ、姉上直伝の激辛丼にしやしょう。」

土方「お前のそれは本当に死者出そうだからやめとけ。お願いだから。歌舞伎町の人間から苦情入って始末書書くのは俺だからね、やめてね」

銀時「ざまーねぇな。…ってラジオで流れたら俺も巻き添えじゃねぇか。総一郎くーん、それは却下ってことでいいかな?300円あげるから、なんだったらそこにあるジャーキーあげるからさ。定春の食べ残しだけど」

土方「バカヤロウ、そんなんで釣られるか。総悟くーん、やめてくれたらこの…山崎に買いに行かせた江戸の一部でしか販売されてない限定マヨネーズまんじゅうをやろう。」

沖田「どっちもいりやせん。次回、激辛丼レシピ大公開。みんな試してみてくれよな」

土方「待てそうg」

~放送終了~

つづく
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