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ドキドキッ!インタビュー

原作: 銀魂 作者: 澪音(れいん)
目次

第20回

新八「えー今回拡大版として始まりました、第二十回ドキドキインタビュー、前回引き続きゲストとしてお呼びしているのは●トーカーのお2人です」

近藤「この間から気になっていたのだが何でさっきからピーピーとうるさいんだ?このラジオ」

新八「僕もいまいちよくわかっていませんでしたが、ストー●ーで悩んで検索した人が変なラジオ番組にぶち当たらないような配慮だそうですよ。悩んでる時にゴリラを見せられるのは精神的ストレスが過度にかかるだろうってことです」

近藤「ゴリラって俺のこと?もしかしたら今ゴリラ好きの人がゴリラって検索したらここにヒットして人間じゃねぇか!って精神的なストレス抱えるかもしれねぇからもっと濁した方がいいと思うよ近藤さん」

銀時「そりゃ大丈夫だ。ゴリラで検索してここに行きついた人間は多分度量も心も人並みならぬ広さの持ち主だから、ちょっと騒がしいゴリラでも受け入れて優しく見守ってくれるって」

近藤「いや俺人間だからね。もしかしてみんな近藤さんのこと動物園から逃げ出してきたゴリラだと思ってる?モノホンだと思って接してる?だからお妙さんが一向に振り向いてくれないのかな。ここでゴリラじゃありませんって公表した方がいい?」

銀時「そんなことしたらここが詐欺ラジオって訴えられるだろうが。ゴリラはゴリラらしくしとけって。バナナあげるから」

近藤「モチャモチャ。だから近藤さんゴリラじゃないって。モチャモチャ」

新八「しっかりバナナに釣られてるし」

銀時「それ随分前に貰ったのだけど大丈夫だった?よし新八あれまだいけるみてぇだ。食べるのは気が引けるからこいつらの茶菓子として全部出せ」

近藤「…………」

山崎「局長?」

新八「走ってどこか行っちゃいましたね。というか十中八九厠だと思いますけど。あれいつ買ったバナナでしたっけ?僕暫く買った覚えないんですけど」

銀時「そりゃそうだよ。あれ何かリアカーを家だって言い張ってるおっちゃんからもう古くて食べたくないからって貰ったやつだから。俺の菓子狙う神楽防止に置いといたんだけどさすがにもういらねぇからさ」

山崎「何とんでもないものうちの局長に食べさせてるんですか」

銀時「まさか食うとは思わなくて。まあ大丈夫だろ、ゴリラだし」

新八「姉上にあれだけ殴られても生きてますしね。きっと大丈夫ですよ」

近藤「いやァ!俺ももうダメかって思ったけど何ともなかったな」

銀時「ほらな。ゴリラの回復力はすげぇっていうから」

新八「でもゴリラはストレスに弱いらしいですよ」

銀時「マジか、ゴリラの方が繊細なの?じゃあゴリラより回復力すげぇから」

山崎「うちの局長を何だと思ってるんです?お2人」

近藤「さっきのバナナ旨かったなぁ、山崎後でどこで買ったやつか調べてくれ」

銀時「あーやっぱり飯とかバナナなの?大変だねぇお宅も」

近藤「いや人間のご飯も食べるからね近藤さん!?」

銀時「最近のゴリラは箸を使ってご飯食ったり、絵描いたりすげぇっていうからねぇ。テレビであれ見たか?新八。ゴリラのふりして動物園にいるやつ。あれ多分ここでしたら絶対バレねぇよ。電話しよっかな銀さん」

山崎「ちょっと。うちの局長見ながら変な事企むのやめて下さいよ万事屋の旦那ァ…動物園に売り飛ばさないでくださいよ?ストーカーで職務放棄してても一応うちの大将なんですから」

近藤「一応って言った?ねぇ、今ザキ一応って言った?」

銀時「で、そこでずっとだんまり決め込んでるストーカー二号はなに人の家の天井がん見してんの?何か見えちゃいけねぇもんでも見えてんのか?」

東城「銀時殿…あの天井の隙間は一体」

銀時「天井の隙間ァ?…あーあれな、あれはな。どっかのネズミか何かが覗き込んでるだけだからありゃあれだ。こうして木刀突き刺せば消える」

?「ほぼろふァ!」

東城「銀時殿。天井が何か奇怪な言葉を…」

銀時「気のせいだ。100%気のせいであって、お前はきっと幻覚も見えるし幻聴でも聞こえているから気にしなくていいと思うよ銀さん。世の中気にしない方がうまく立ち回れることっていっぱいあるからね。最近嫁さんが冷たいな何でかななんて思ってても結局原因分かっても分からなくても待っているのは地獄だけだから知らんふりの方がいい時だってあるだろうぜ。そういうあれだから」

新八「結婚してない銀さんが何故結婚後の夫婦生活の悩みを語るんですか」

銀時「そりゃあれだよ。大人になったら酒の場とかで色々な話聞くようになっからさァ。どうせあれ、謝ったら謝ったで誠意見せろとか言われてブランドもの買わされて散財させられんのが落ちだよ?なら一生気が付かないふりして相手が忘れてくれんの待つのが一番だわな」

新八「やめて下さい。まだ結婚に夢と希望を持っている若い人たちの純粋な心を潰さないでください。もしかしたら本当に優しい女性もいるかもしれないじゃないですか!お通ちゃんみたいに!」

銀時「バカヤロウお前な、結婚した後に現実知って後悔してからじゃおせぇんだよ。そんなもんだって思っときゃ。あれだろ、諦めがつく。世の中全員お前の家の姉ちゃんだと思えば大丈夫だ」

新八「人の家の姉上とっ捕まえて嫌な嫁代表みたいにするのやめてくださいよ、どこがダメだって言うんですか」

銀時「逆に聞くけど寛容な女が電信柱に男の顔面叩きつけたりすんのか?」

新八「世の中の男性の皆さん、そんなものです。諦めずに生きていきましょう」

銀時「以上、嫁も彼女もいない男代表からの話でした」

山崎「一番説得力ない話じゃないですか」



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