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始まりは···

原作: その他 (原作:ルームシェア素顔の彼love days) 作者: WMW
目次

始まりは···9話

ん紗菜「えっ··?電話から菊原さんの声··?」

文太「なかなかオーガニックだね。紗菜」

大輔「知らなくていいと思います。」

紗菜「そうなの?はぁーでも何だか情けない電話ですみません。」

文太「これからブラスになるよ。」

千尋「君、ボーッとしてると魚焦げるよ」

紗菜「あっはぁーい。危ない危ない」

大輔「千尋さん、氷水飲むの早いっすね。」

千尋「体と一緒で飲み方も豪快なんだ。」

文太「菊さんもわりとザツだよね。」

千尋「ABのBの方がいい仕事するんだ。」

紗菜「AB型は天才肌なんですよね。」

大輔「和人さんと俺、Oです」

紗菜「優しくておおらかなんだね。でも時々なきむしになったりする繊細さんだよね」

千尋「裕介と創一は」

紗菜「A型ですよね。沢山心配してくれたり、小さい事にでも気がついてくれたり。」

文太「俺、あまり。」

紗菜「B型私もです。Bの男性は天下取りで探究心にあふれてますよね。」

和人「おっ血液型で誉められたのは初めてだなぁ。」

創一「A型もですよね?裕介さん。」

裕介「A型怖いって言われるからねー」

和人「千尋さっきこぼしたソファーの水、、バケツでもよかったぞ。ついでにクリーニングになるし。」

千尋「次はそうします。」

裕介「掃除はちぃちゃんしてよ。天日干しも」

千尋「お安いごようだ。」

和人「今日の夕飯うまそうだなぁ」

大輔「品数豊富になりました。セナさんが小鉢のおかず沢山作ってくれて。」

創一「なぁーんか母ちゃんの料理みたいで懐かしいな。」

紗菜「ありがとうございます。運びましょうか。」

裕介「紗菜ちゃんは松葉杖監視係。」

紗菜「えっ?」

文太「後は俺たちがやるよ。」

創一「おいほら、あっちにsit」

和人「こら、創一」

創一「知らんぷり」

紗菜「じゃーお願いします。」

大輔「知らんぷり以外とセナさんに有効なんですね。」

千尋「ニューヨーク帰りだからな。」

裕介「面白い空耳だねー」

リビングにだんだんおかずがそろい、皆も席についた。

和人「いただきます。」

文太「この煮物美味しい。」

大輔「醤油と砂糖ですか?」

紗菜「うん。」

創一「みりんとか酒じゃねーんだな。」

大輔「実家の味付けそっくりです。」

文太「紗菜は出身何処?」

裕介「東北、福島辺りかな?」

紗菜「はい。でもなぜ?」

裕介「靴とか箸のイントネーションでね。」

大輔「無アクセント地域だったら他にもあるじゃないですか。」

和人「無アクセントとも少し違うんだ。あとは、投げるもかな?」

紗菜「あっ砂原さんがここに来たときの··」

大輔「なんだセナさん仲間ですね。俺、山形です。」

紗菜「そうなんだね。雪かなり降るの?」

大輔「雪掻きが冬の仕事の1つっすよ。」

紗菜「そっか。皆さんは出身何処ですか?」

和人「俺は静岡。後は全員東京なんだ。」

紗菜「だからイントネーションてわかったんですね。」

千尋「君、明日から仕事大丈夫なの?さっきの電話。」

紗菜「大丈夫だと思います。それにもい迷惑かけられないので。会社にも皆さんにも。」

裕介「一人で戦う必要はないよ。いつでも頼るんだよ。」

紗菜「はい。ありがとうございます。」

和人「一応警察には連絡しておいたんだ。見回りしてくれるし、通報あったらすぐ来てくれるそうだ。」

創一「お前砂原さんと、受け付けに言っておけよ。」

紗菜「そうします。あと、あの人のせいで嫌な思いさせてしまってすみません。」

文太「もう、嫌な事は思い出さなくていいよ。しっかり食べて」

紗菜「はい··」

大輔「セナさん、不器用なあげくに泣くのも下手ですね。」

千尋「大輔が言うセリフ?君も馴染むまでは結構大変だったよ。」

和人「千尋もな。感情なかなか出さないし。」

裕介「ほら、目ぇ腫れちゃうからアイスノンしなさい。」

とアイスノンを渡してくれた。

紗菜「ありがとうございます」

裕介「胸位はかすよ。」

と抱き締めてくれた。

創一「紗菜の座ってる身長だと腹ですね。」

裕介「えっごめん、ビールっ腹でてなかった?」

紗菜「ふふっ大丈夫です。ありがとうございました。」

和人「裕介今俺にケンカ売ったか?」

裕介「売ってないよー。だけど27だし気になるでしょ」

創一「ここまでopenなA型俺、初めてみた。」

和人「俺はお前たち最近扱い易くていいけどな。」

大輔「扱い易いって。」

文太「和さんのコントロールいいからじゃない?」

千尋「紗菜がいるのもあるだろう。今まで男だけだったし。」

紗菜「そう言えば初めてきた時にまとまりがなくてって言ってましたね。」

和人「そうだなぁ個性豊か過ぎて大変だよ。」

裕介「みんなクリエイターだもんそりゃそうだよ。」

紗菜「私凡人です。」

創一「バーカ凡人にわざわざ一年もニューヨーク研修なんかさせねーよ。」

大輔「そうですよ。実力があるから選ばれてるんじゃないですか」

創一「お前の会社一年に一人だけなんだろう?研修いけんの。しかも今まで大体男か30近い奴が多かったはずだぞ。」

紗菜「私大学出て就職して数ヵ月でニューヨーク行ったんでわかりません。」

和人「砂原に理由聞いたらいいだろう」

文太「砂原さんのあの感じはするっととぼけるよ。」

千尋「系統が裕介ににてる。」

裕介「ちぃちゃんそれは、俺と砂原さんに失礼だよ。」

紗菜ちゃん少し泣きましたが、楽しい夕飯になりました。

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