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始まりは···

原作: その他 (原作:ルームシェア素顔の彼love days) 作者: WMW
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始まりは···136話

裕介「紗菜が走り込みでたどり着いてる公園、なんキロあるか知ってる?」

千尋「大体五キロ何だろう?」

裕介「智兄の家から七キロだよ?小鳥邸からも五キロ以上あるし。」

鷲尾「だもん会社まで平気で階段上るよな。俺、干からびるかと思った。」

千尋「アラサーは大変だな。」

裕介「智兄体力つけ直せよって言ってた。」

鷲尾「そういや、部長顔は中性的だけど、肉体美なんだよな。」

千尋「明日その中性的の部分だけ大音量にしてながしてやろうか?」

鷲尾「肉体美の方だろ。寝るぞ」

裕介「おやすみ。」

千尋「おやすみ」

屋根裏組就寝。

和室は?

紗菜「うわぁアキちゃん寝顔綺麗。まつげ長い。」

砂原「祐也は顔立ちハッキリしてるからまつげ埋まって見えるな」

楠本「おい。半分悪口言わなかったか?」

翠臣「紗菜ちゃんに綺麗って言われるなんて照れちゃうわぁ。所で所で何だけど、紗菜ちゃん、ジェラピ●着ましょ?」

紗菜「ジェ··ラ?ピ··●?」

楠本「剛と俺を車に乗せたと思ったら買いに連れ出された。でも可愛いな。俺にはまったく似合わない店だ」

翠臣「男性ものもあったじゃないですか。」

楠本「あれは二十代までだろう。」

翠臣「はい。これ着てらっしゃいな。」

紗菜「ありがとう」

暫くして。。パーテーションの影が大騒ぎ。

紗菜「えっちょっとアキちゃんこれ私ここから出られないよ?」

砂原「サイズ合わないのか?」

紗菜「私には可愛すぎて無理です。お兄ちゃんのお気に入りシャツの方がいいです」

何故ならウサ耳と尻尾がついたパジャマ。紗菜ショックのあまりウサ耳で顔隠して座り込みしてます。翠臣パーテーションの影チラッ。

翠臣「似合ってるじゃないの。出てらっしゃい。」

紗菜「でもアキちゃん、、私こういうの着たことないよ。」

翠臣「もうじれったいわね。私の妹何だから大丈夫よ。」

翠臣、紗菜を抱っこしてパーテーションから紗菜を出してくる。

楠本「私の妹だから大丈夫ってすげーセリフだな。」

砂原「何だ似合ってるじゃないか。」

カシャカシャカシャ→裕介に写真送信

紗菜「アキちゃんお兄ちゃん撮ってる。送ってる。え~着替えていい?」

翠臣「駄目よ。」

屋根裏··

裕介「うわぁ紗菜可愛い!えっもうどうしよう?可愛いが過ぎるんだけど?」

千尋「あージェラピ●か。最近人気らしいな。」

鷲尾「真琴さんと今度行こうっと今日は男子三人で行ったから。」

千尋「三十路になにする気だ。」

裕介「これ、男子で買いに行ったの?」

鷲尾「社長と椿さんと俺で。何でいきなりこんなフェミニンな店行くのか不思議だったけど、椿さん着るのかと思って。」

裕介「そしたら紗菜用だったのね。」

裕介▷明日その格好で起きてきてって伝えて‼可愛い!

智也▷耳で顔隠したままだ。

裕介▷うわぁ翠兄最高!眼福。

千尋「多分紗菜は智也さんのシャツが着心地いいって言いそうだ。」

裕介「ちぃちゃん、当たりだって。あれも可愛いけどね。明日楽しみ!おやすみ」

鷲尾「絶対広瀬は走り込みする格好で起きてくるな。」

千尋「大輔が言ってたBeasta●のハ●そのままじゃないか。ラパン煮込みも美味そうだな。」

裕介「赤ワインとあいそ··ってひどい」

鷲尾「赤ワインと食いかかったくせに。」

千尋「寝るよ?」

二人「はいよー」

楠本「いつまで耳引っ張って丸まってるんだ。寝なさい。」

翠臣「まだまだ沢山あるからね。寝ましょ」

紗菜「おやすみなさい」

砂原「その避難訓練を横倒しにした寝方は苦しくないのか?」

耳をギュムッと持ったまま膝折り曲げてふてにゃん。

楠本「似合ってはいるんだからいいだろうに。」

翠臣「これからも楽しみだわ。以外とO型明日にはケロッとしてるわよ。」

砂原「翠臣だけだろう。」

紗菜「和人さん、大輔君もです。新たに私もです。」

楠本「あー紗菜の健康診断もう書きかえなくていいか?」

砂原「犯人祐也かよ!」

楠本「お前の話きいてたらどうもO型じゃ不味そうだったからBに書きかえて紗菜に渡してた。」

翠臣「今まで血液検査しなかったの?」

紗菜「だってBって言われてたし、血液検査高いし。献血カー駄目ってお兄ちゃんが··」

砂原「俺、なかなかナイス判断だな。」

楠本「Aは結構な確率で産まれるからな。」

紗菜「お兄さん··文太さんの仲間です。」

翠臣「あー似てるわね。」

紗菜「zzz··」

砂原「寝た」

楠本「今度こそ寝るぞ」

三人「おやすみ」

2時間後モゾモゾ。くるんちょ。まおが発動したみたいです。さて誰に?

砂原「だぁーアツッ苦しい。」←まだまだ合気道などで体力あるから新陳代謝いい人。

って事でお隣へ。

翠臣「あら、モコモコ」←どちらかと言えばマッチョとまではいかない文系よりな人。

お互い寝心地良かったのかスヨスヨ··



紗菜「···?アキちゃん。」

ぽつりと言ったと思ったら、翠臣の枕元にあるシャツをちゃっかり着て起床。翠臣のシャツでもワンピース状態。

紗菜「あっ着心地さらっとしてる。」

顔を洗ってキッチンへ。

和人「お早うさん。ウサギじゃなくなったのか?」

紗菜「私あーゆうの初めてで。。」

和人「で?誰のシャツ着てきたんだ?」

紗菜「アキちゃんです。多分··」

和人「返しておかないとビックリするぞ。」

紗菜「私にモコモコ着せたのアキちゃんですし。」

和人「まったく、紗菜の制服か俺のエプロンして汚さないようにしろ」

紗菜「はーい。」

和人「ほら、少し体温めろ」









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