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始まりは···

原作: その他 (原作:ルームシェア素顔の彼love days) 作者: WMW
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始まりは···75話

裕介「紗菜お帰りー。アキちゃんお疲れ様」

アキオ「いやー。社長室で仕事大変ね。紗菜ちゃんよく一日いたわ。癒して下さいね。うちのホープ」

裕介「はぁい。それじゃまた。帰り用事ある?」

紗菜「あの··3日後からニューヨーク行く事になりました。」

裕介「本当?じゃートラベルセット用意しなきゃ!」

紗菜「はい。何か裕介さんが嬉しそうですね。」

裕介「だって大好きな子が翼広げて活躍するんだよ?うれしい以外に何があるの。それに紗菜と色々選びたいし。着替えとか小物とか。」

紗菜「泊まるのはホテルなので。」

裕介「アパルトマンじゃないんだ。」

紗菜「アパルトマンは研修の時だけです。」

裕介「よし、お買い物して、夕御飯も買いに行こう。」

紗菜「はい。」

前回のようになん着か服と、裕介は入れませんが、女子の下着コーナーに行って買い物をし、夕飯選び。

紗菜「部長以外に和食多い気がします。」

裕介「以外にはないでしょ。ここお持ち帰り作ってくれるんだよ。」

紗菜「ここにしますか?野菜も沢山。」

裕介「和食セット、~あっ紗菜は?」

紗菜「私は和食のハーフで。」

裕介「では、和食セット2つにハーフ1つ。それからおかず盛りは··白和えと、」

紗菜「きんぴら」

裕介「後は?たまに白菜のお新香もいいね。」

紗菜「はい。それからカボチャサラダ。」

裕介「味噌汁3個でお願いします。」

その頃お兄ちゃん、、

砂原「夕飯は二人に任せるとして、食後のデザートと酒と飲み物と明日の朝ご飯の何か買っておかないとな。それから紗菜にはシャンプーと化粧用のポケットセットと··裕介にもスキンケアセットとお客さまようにタオルもか?」

楠本「お前独り言漏れてるぞ?手伝おうか?ってゆうかランクルにこい。いいものやる。」

砂原「はい。」

楠本「俺、出張のたびにタオルとか泊まり用のシャンプーセット買っちまって結構忘れるんだ。開けてないのいっぱいあるぞ。」

砂原「家出?このタオルセット下さい。後この男性用のスキンケアセットとシャンプーセット。カミソリとんっ?なんで女性ようもあるんですか?ラブ●でも行ったのか?」

楠本、砂原のお尻ひっぱたく。

楠本「奥さんの。これもいるか?」

砂原「三十代と二十代じゃ肌質ちがいます。」

楠本「奥さんに言っとくな。裕介君のは俺が選んだのでよくて、紗菜のは駄目なのか?」

砂原「男性用って40からが年齢の区切りみたいになってるから、それまでは変わりありません。」

楠本「紗菜に甘いな。シャンプーラック●はどうだ?」

砂原「裕介は紗菜の柔い髪が好きなんで、ただサラサラになるのじゃ駄目です。それに紗菜の髪は天使の子みたいにふんわりしてるでしょ。」

楠本「ならいいのを教えてやろう。プリキュ●シャンプー。柔らかい髪にちょうどいいぞ。絡まないし。」

砂原「そんなのあるんですか?ドラッグストアで探してみます。」

楠本「なかなか見つからないから店員に聞けよ」

↑何だか笑ってる。

砂原「ありがとうございます。それじゃ買い物して帰ります。」

楠本「気を付けろよ。(結果がたのしみだ)」

楠本はワクワクしながら帰り、いい情報を得た(と思っている。ちょっと騙された砂原はドラッグストアへ。)

砂原「すみません、プリキュ●シャンプーはありますか?」

店員「はい。少々お待ちください。」

····

店員「こちらです。」

砂原「ありがとう。···祐也の奴!少女アニメじゃないか。」

店員「(騙されたのね)」

↑何だかホッコリしてる。

砂原「ひどい兄だと思いません?髪の柔らかい子に使いたいっていったら教えたのこれですよ?俺の部下は子供じゃないのに。」

店員「こちらがいいですよ。彼女さんですか?」

砂原「いやー。彼氏と一緒に来るんだよ。彼氏の方も弟みたいでね。」

店員「おもしろい関係ですね。」

砂原「ありがとう。それではこれを。」

お会計をして、今度はスーパーへ。

砂原「1人が長いと分量とか忘れるな。」

砂原「これで大体か?よし帰るか。」

砂原のマンション。1人と言うわりには4LDKなんて広い所に住んでいる。

砂原「広い家と大きい車は独身の癒しだ」

だそうです。

帰ってからは行動が早い。冷蔵庫に物をしまい、お風呂場と洗面台に新しいタオルやその他の準備をして、お風呂を沸かした。

客間ようにしている部屋に裕介の布団を用意して、スーツから部屋着に着替えた。

砂原「6時半か先に風呂入っておくか。」

砂原は先にお風呂へ。

砂原「ふぅ··久し振りだな。紗菜がここにくるのは··」

3年前

紗菜「あのお兄ちゃん··私、二十歳になったのでお兄ちゃんの家を出ようとおもうんです。」

砂原「それは急じゃないか?あてはあるのか?」

紗菜「探してます。社会に出るのに家族に甘えているのは良くないかと··それにもし大学でて警察官になれなかったら、お兄ちゃんが薦めてくれた六本木アートフォーラムにいきます。」

砂原「ならどちらにせよ再来年までは一緒にいたらいいだろう?」

紗菜「私は六本木アートフォーラムに行く場合、コネと思われたりお兄ちゃんと気まずくなりたくありません。少しずつ土台をつくりたいです。」

砂原「まったくそんな事で兄妹は変わらないよ。でも紗菜の意思は分かった。」

砂原「3年か··」

ピンポーン



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