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始まりは···

原作: その他 (原作:ルームシェア素顔の彼love days) 作者: WMW
目次

始まりは···22話

和人「創一電話どうした?」

創一「砂原さんだったんですが、広瀬はいるかと聞かれて、ついさっき、、と言ったらまずいなとだけいって切れました。」

急いで砂原に電話する和人

和人「砂原どういう事だ?」

裕介「紗菜どうかしたの?何か知ってるんですか?」

砂原「裕介、ちょっと広瀬かりる。わけは話すから待ってくれ。」

そこで携帯がきれた。

裕介「どういう事だ。さっききちんと話ししたじゃないか。」

千尋「裕介。紗菜にだってまだ話せない事もあるだろ。」

裕介「そうだけど··」

砂原紗菜に電話する。

砂原「(頼むから出てくれ。)」

そう願いながら。でも紗菜は出なかった。

砂原また小鳥遊邸に電話。

砂原「裕介、広瀬が携帯でない。裕介からもかけてくれないか?」

裕介「はい。わかりました。」

裕介からも紗菜に電話をかける。何回かかけているうちに。。

紗菜「··」

裕介「紗菜ちゃん、無事?もし話したくないならそのままでいい。砂原さんからの電話出てほしいんだ。元気がなくてもいい、泣いててもいいから、必ず帰ってくるんだよ?」

紗菜「突然飛び出してごめんなさい。。」

それだけ言って携帯が切られた。

裕介「紗菜··」

和人「裕介お前は待機な。直ぐに車出せるように、財布と携帯はもっておけ。」

裕介「分かった。」

和人「ある程度は訳を知ってる砂原に任せろ。」

裕介「ありがとう和兄」

和人砂原に電話。

和人「今紗菜に電話がつながった。詳しい話しは出来なかったが、お前からの電話に出るようには伝えた。話が済んだら裕介を迎えに行かせるよ。」

砂原「分かった。サンキュウ。因みに手厚いフォローたのむぞ。」

和人「伝える。」

和人「裕介、砂原が紗菜を手厚いフォローで頼むだそうだ。」

裕介「おっと。結構いくんだね。頑張るよ」

また紗菜に電話を掛ける砂原。

紗菜「··」

砂原「しゃべりたくないならいい。居場所をメールしろ。」

それだけ伝えて電話を切った。

紗菜は怖くて仕方なかった。

広瀬▷◻◻公園にいます。

砂原▷分かった。

程なくして砂原が◻◻公園に到着した。

砂原「コーヒーでも飲んで落ち着け。」

紗菜は怖さでずっと震え泣いていたようだ。

砂原「何だ缶を開ける力もないのか」

と蓋を開けてわたす。

砂原「小鳥遊邸の皆にもう話していいか?」

紗菜「それは··」

砂原「俺から話すよ。」

紗菜「また誰も··」

砂原「アイツらなら大丈夫。真実を知ったからって手のひらを返したりしない。」

紗菜「ゲホッ怖いです。」

ヒューッ紗菜が過呼吸を起こしているようだ。

砂原「裕介が迎えに来てくれるそうだ。今電話する。」

裕介「はい。」

砂原「◻◻公園にいる。今過呼吸気味な様だ。話しは明日にしよう。」

裕介「迎えにいきます。」

砂原「広瀬ゆっくり息しなさい。落ち着いてゆっくり。」

砂原は暫く紗菜にゆっくり呼吸するように声をかけた。

ヒュゲホッ、ンクッはーはーっゲホッ

紗菜「ごめ··んなさい。」

砂原「いいから。」

裕介「砂原さん、紗菜ちゃん。」

紗菜「裕··すけ··さんゲホッ」

裕介、紗菜を抱き締めた。

裕介「いいよ。しっかり心臓の音聞いて落ち着いて。」

砂原に和人からの電話。

和人「砂原もう一度小鳥遊邸にお泊まりしろ。」

砂原「和人、お前も結構無理言うな。」

和人「車に出張セット乗せてるのチェック済みだぞ。」

砂原「分かった。いくよ。」

と電話を切った。

砂原「二人の所の管理人無茶苦茶だな。」

裕介「じゃ、紗菜ちゃんと先に帰ってますね。智兄」

砂原「後ろ追いかけるよ全く」

裕介「紗菜ちゃんほら、おんぶする?」

フルフル紗菜頭だけ降った。

裕介「なら手、繋ごうね」

紗菜コクンと頷く。

砂原「これじゃ叱るにも叱れないな」

裕介「復活したら叱ればいいじゃないですか?ね?紗菜ちゃん」

紗菜フルフルと首をふる。

砂原「叱るのに決まってるだろう。」

紗菜「ごめんなさい」

裕介「全部引っくるめて後でだね。まず小鳥邸帰ってシャワーしてきちんと寝よう」

紗菜「はい··」

そして砂原さんまた小鳥遊邸にカムバック。
小鳥遊邸メンバーは自室に戻ったようだ。

砂原「和人お前なぁ」

和人「明日は仕事だろう?いいじゃないか。夜飯用意しておくから紗菜と食え。」

砂原「広瀬もまだなのか?」

和人「殆ど食べないで飛び出したからな。」

裕介「ほら、紗菜ちゃん」

紗菜「和人さんいきなりすみませんでした。」

和人「シャワーして着替えてこい。腹減ってるだろう」

紗菜「お腹は減ってません」

裕介「ダメしっかり食べなさい。」

和人「紗菜には具だくさんスープ作っておくよ。シャワー行ってこい。」

紗菜「はい。私2階に」

砂原「俺は一階に」

と二人はシャワー。和人と裕介は砂原と紗菜のご飯を用意していた。

和人「何か話しは聞けたのか?」

裕介「全然俺が着いた時は紗菜ちゃん過呼吸おこしてたから。」

和人「そうか。明日は裕介と砂原、紗菜だけで話しするか?」

裕介「その方がいいんだろうけど、俺じゃまだ頼りなさそうだななんてさ。」

和人「皆がいるだろう。後から俺達に言ってくれれば、力になるよ。」

裕介「ありがとう。それから宜しくお願いします。」

和人「ああ。お前もしっかりな。」

そこへ砂原が先にやってきた。


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