ネット喫茶.com

オリジナル小説や二次創作、エッセイ等、自由に投稿できるサイトです。

メニュー

Aqoursキャラともし一夏を過ごせたら

原作: ラブライブ! 作者: エミーールにハマーール
目次

15話


あらすじ「幼馴染の渡辺曜との誤解を解き、今度はもう二度とそんな軋轢を生まないように思ったことはお互い言い合うことを約束しあった二人はもう一人の幼馴染高海千歌と三人の絆をより一層深め合うことになった。そして祝福しあった三人は遊び尽くし、つぎに主人公は三年生の先輩たちの家に向かうことになる。」

俺「それで、話って?」
 
鞠莉「さあ果南!言うのよ!」
 
果南「うぅ....///」
 
 
俺「どうしたの?」
 
 
ダイヤ「果南さん、今こそ言うのですわ!」
 
 
果南「あの.....その......///」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
果南「一緒に旅行に行かない?///」
 
 
 
 
 
 
俺「どこに?」
 
 
 
 
 
果南「京都に....///」
 
ーーーーーーーーーーーーーーーー
 
中学生の頃の話である
 
 
「本日は、清水寺よりお送りしました!」
 
 
 
果南「京都ってすごいねー。古き良き日本の街並みとか、お寺とか....」
 
 
俺「俺も一回は行きたいなあ...でもちょっと遠いよね。」
 
 
果南「そうだ!2人で行こうよ!大人になったらさ♩」
 
 
俺「中学生2人は危ないもんね....大人になったら行こうか。」
 
 
果南「うん!約束だよ♩」
 
 
 
 
 
忘れてた。こんな約束してたな....
 
 
俺「でも、俺そんなにお金持ってないし.....」
 
 
鞠莉「それはノープロブレム!泊まる所もオハラグループのホテルがあるし、行き帰りの新幹線のチケットもちゃんと用意してるわよ♩」
 
 
俺「でも、いいの?そんな至れり尽くせりしてもらって....」
 
 
鞠莉「もちろん!大好きな2人が喜んでくれるなら、私も嬉しいわ!」
 
 
京都....良いな。旅行とか夏休みって感じがする。
有名な八坂神社や清水寺、グルメも逃せない。
 
 
俺「それなら....向こうで遊ぶお金だけあればいいか。」
 
 
鞠莉「そうよ!楽しんできて〜!」
 
 
 
 
ダイヤ「羨ましいですわねえ〜京都。私も行ってみたいですわ...」
 
ルビィ「ルビィも行きたいなあ....」
 
 
鞠莉「また、今度行きましょ♩」
 
 
俺「それで、いつから行けばいいの?」
 
 
鞠莉「明後日から一泊二日よ♡」
 
 
俺「はや!」
 
 
驚きの早さである。
 
 
果南「その二日間はちょうどAqoursの練習もお休みだし...」
 
 
俺「俺もまあ休めるし....」
 
 
鞠莉「じゃあ決まりね!」
 
 
俺「よし、果南ちゃん明日の夜プラン立てよう!」
 
 
果南「そうだね!いっぱい楽しむよ〜?」
 
 
少し雑談をして、その日は解散した。その時の雑談は、また今度お話ししようと思う。
ただ1つ言いたいことがある。四角いテーブルの周りを5人で囲んで居たのだが、ルビィが何も言わず俺の横にちょこんと座ってきたときは本当に萌えた。これが「萌え」なのかと....
 
しかしダイヤさんは、悔しそうな顔をしていた。いつもルビィを独り占めしてるんだからたまには僕にも良い思いさせて!
 
 
帰り道
 
果南「ごめんね、急に無理言って.....」
 
俺「むしろ嬉しいよ。鞠莉ちゃんに感謝だな。」
 
 
果南「ほんとにね。鞠莉のおかげで.....私、ずっとあの約束覚えてたのに、君は忘れてたの〜?」
 
 
 
果南ちゃんが頭をぐりぐりしてくる。
 
 
俺「いてて....ごめんごめん。だってあれ以来その話出なかったしさ....むしろ果南ちゃんが覚えてたことに驚きだよ。」
 
 
果南「君とした約束、忘れるなんてできないよ.....」
 
 
そのセリフは、どういう意味だったのだろうか。
 
 
果南「とりあえず道調べて、グルメ探して、観光スポット検索して....」
 
 
俺「はは....何時間かかるんだろう。」
 
 
果南「もう....なんか私だけ張り切ってるみたいになってる!君もちゃんと計画立てるの手伝ってよ?」
 
 
僕「わかってるわかってる!」
 
 
果南「じゃあここで......」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
果南「約束、してね?」
 
 
 
 
 
 
 
 
果南ちゃんは頬を染めながら小指を差し出して、指切りを求めてきた。

俺「疲れた....とりあえず風呂入ってベッド直行だな。」
 
バイトも恙無く終わり、とりあえず色々ありすぎて疲れた今日を思い出す。
 
どうもまだ夏休み始まってから数日だが、いろいろありすぎる。
密度で言ったら毎年これで夏休み楽しかったなって思えるくらいの。
 
曜と仲直りできたし、久しぶりに黒澤家でくつろげたし、ルビィは可愛いし....うん。
 
俺「上がるか。」
 
 
髪の毛を乾かし、歯を磨いてベッドへ向かう
 
俺「お、曜からラインが来てる...なになに...」
 
 
「ヨーソローッ!良い情報が入ってきたのであります!」
 
 
俺「『どうしたんだ...』っと」
 
 
「梨子ちゃんが、君ともっとお話ししてみたいって言ってたよ!」
 
俺「なんだと!?」
 
 
せっかく冷めかけてた熱が戻ってくる。
 
俺「『今度絶対2人で遊びましょうって言っといてくれ!』」
 
「了解であります!」
 
 
そうか、梨子ちゃんが....
 
 
ヤベェめっちゃ嬉しい!一緒に写真撮りたい!なんでも奢ってあげたい!
 
俺「と、とりあえず寝るか」
 
 
 
 
次の日
 
俺「おわっ!もう12時か....寝すぎた....」
 
よほど疲れていたのか、昼過ぎまで寝てしまった。
 
俺「とりあえず、バイトまで課題終わらすか。」
 
 
 
3時間後
 
 
俺「あと30分くらいでバイトだな....」
 
 
ケータイを見ると、一件のラインが入ってた
 
梨子「俺君ですか?梨子です。良かったら今度、映画を見に行きませんか?俺君が見たいって言ってた映画、私も好きで....あっ!ダメだったら全然断ってくれて良いから!//」
 
断るわけないね、うん。
 
なんでこの子文面から可愛さ滲んでるの?
 
俺「『断る理由がありません。是非行かせていただきます。』」
目次

※会員登録するとコメントが書き込める様になります。