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Aqoursキャラともし一夏を過ごせたら

原作: ラブライブ! 作者: エミーールにハマーール
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14話



あらすじ「幼馴染とショッピングモールへ出かけた主人公はもう1つ夜に大きな予定を抱えていた。渡辺曜との数年に渡る誤解を解いた彼はまたまっさらな気持ちで今度は正直に思いを伝え合うことを約束し合う。そこには同い年の幼馴染三人組の絆が戻った結果になった。三人はそれを祝福し合い、朝まで遊ぶことになった。」

僕「まあまあ。楽しいから俺はいいよ。」
 
 
千歌「そうだね、やっとまた3人になれたんだから....。」
 
 
俺「ああ。俺がバカなせいでな。」
 
千歌「もう千歌の事バカチカって言えないね!」
 
 
全くだよ。そんなこんなで家に着く。
 
 
2人でソファーに座って待つことにした。
 
 
僕「曜はそろそろ来るだろ。」
 
 
千歌「ふわあ〜っ.....曜ちゃんが来るまで、ちょっと寝ていい?」
 
 
僕「おう。またご飯できたら起こしてやるよ。」
 
 
千歌「ありがと....」
 
 
僕「おう。おやすみ。」
 
 
千歌が寝ぼけた顔でこちらへ向かってくる。どうしたのだろう?
 
 
千歌「ねえねえ....背中トントンして...」
 
 
ん?ナニイッテルノコノコ。
 
 
僕「え?」
 
 
そう言うと千歌は俺の胸へ飛び込んできた。
 
 
千歌「.....」スーッ
 
寝るのは早!トントンする前に寝たんかい!
 
 
膝枕なんてものじゃなく、千歌がダイレクトに俺の胸へ飛び込んできたのでお互いハグしてるような形で寝てしまった。
 
でも、千歌が余りにも幸せそうなので起こす気にならなかった。
 
 
僕「まあ、曜はすぐ来るだろう。このまま寝かせといてやるか。」
 
 
昨日は夜更かししすぎて、4時頃に3人とも就寝した。それで6時起きだから眠くないはずは無い。
 
 
僕「ふわあーっ...俺も少し寝るか。」
 
 
千歌の暖かさと、みかんの匂いを嗅ぎながら。
そうすると驚くほど早く眠りに入れた。
 
 
15分後
 
 
曜「ヨーソローッ!ごめんねえ、足りない具材買ってて....って、2人とも寝てる!」
 
 
曜「まあ..,ヨキソバができたら起こしてあげようかな。と、その前に...」
 
 
パシャ
 
 
曜「うーん!ベストショット!」
 
 
世界で1番大切で大好きな、私の幼馴染達。
 
 
曜「.....私も、早くこの2人に追いつけたらいいな。」
 
 
家帰って、コルクボードの真ん中に貼ろっと!
 
 
 
 
30分後
 
 
曜「2人とも!起きて〜!ご飯できたよ?」
 
 
僕「ん.....千歌、起きて。」
 
 
いつの間にか寝てたらしい。
 
 
千歌「うーん....良い匂い....」
 
 
曜「 渡辺曜特製のヨキソバ!どうぞ召し上がれ!」
 
 
僕 千歌 曜「いただきまーす!」
 
 
僕「うわ、めちゃくちゃ美味い。」
 
 
千歌「本当美味しい!曜ちゃんお嫁さんに欲しいよ!」
 
 
曜「ありがとう!今度船乗りカレーもご馳走するね♩」
 
 
 
食べ終わったあと、少し雑談をして千歌と曜は帰った。
時刻は12時。今日はバイトが4時からだしまだ寝れるから寝ようと思った矢先
 
 
ピロリン♩
 
 
嫌な予感が....
 
 
ケータイを開く。
 
 
鞠莉「今からダイヤの家へ来て!私も果南もいるわよ♩」
 
 
今日のバイトは一段と気を張っていかないと....そう確信した俺だった。

俺「うわ、久しぶりだなこのでっかい家は....」
 
 
あれからすぐ、俺は黒澤家に向かった。まったく、なんで年上は人使いが荒いのだろうか.....特に鞠莉ちゃん。自由すぎじゃない?
 
 
呼び鈴を鳴らすとルビィが出てきた
 
 
ルビィ「おにいちゃん!いらっしゃい!」
 
 
俺「よっ。ルビィ元気か?」
 
頭を撫でる
 
 
ルビィ「うん!元気だよ!」エヘヘ
 
満面の笑顔でルビィが笑う。癒されるわ〜ほんとに....
 
 
ルビィ「お姉ちゃん達が待ってるよ!早く上がって!」
 
 
客室へ招かれる。黒澤家はとりあえず広い。何個部屋があるのか。
遊ぶときはだいたい大きな客室へ案内される。
ダイヤさんとルビィのお父さんが、子供は広い部屋で遊ばせてあげたい、という考えからこの部屋が作られたらしい。
 
俺「こんにちは〜.....あひん!」
 
胸のあたりに手の感触を感じた。
 
 
鞠莉「ワオ!すっかり男の子らしい体つきになっちゃって♩」
 
 
俺「鞠莉ちゃん...もう子供じゃ無いんだからそれはやめてくれ....」
 
 
鞠莉「昔はまんまるのキュートなキッズだったのにね〜♩」
 
 
僕「困ったもんだよ、この揉み揉みお姉さんは....」
 
 
 
本当に困った。いつかその大きな2つのメロンを揉んでやるからな!
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ルビィ「おにいちゃんが大好きな、ルビィ特製のバナナジュース作ったよ!」
 
 
俺「おっ、久しぶりだな〜.....ありがとな、ルビィ。」ナデナデ
 
 
ルビィ「えへへ....//美味しくできてるといいなあ....」
 
 
黒澤家にお邪魔した時、だいたいこのジュースをルビィが作って持ってきてくれる。
 
子供の頃ルビィがダイヤさんと一緒にバナナジュースを俺のために作ってくれて、それを俺が美味しい!と言ってゴクゴク飲んだら、ルビィがとても喜んでそれ以来作ってくれるようになった。
 
 
俺「.....お、さらに美味しくなってるな!」
 
 
ルビィ「おいしいバナナジュースの作り方、いっぱい勉強したんだよ!おにいちゃんに喜んで欲しくて....」
 
 
俺「俺のために?」
 
 
ルビィ「うん!」
 
 
こいつのこんなに嬉しそうな顔見ると、美味いバナナジュースがさらに美味く感じる。
 
俺「ありがとうな、ルビィ」
 
 
ルビィ「おにいちゃんに喜んでもらえて嬉しいなあ....えへへ///」
 
 
よし、こいつには後で子守唄を歌ってやろう。そしてこいつの可愛い寝顔を眺めてやろう。ごめんダイヤさん、この子は僕がもらっていきます。
 
 
ダイヤ「(何があってもそれだけは許しませんわ)」
 
 

 
 
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